プレビュー:レアルマドリード CF – FCバルセロナ 戦
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「バルサファンにとって、サンティアゴ・ベルナベウで勝つ以上の最高の舞台はない」ルイス・エンリケが前日記者会見で話したそのことは、選手もそしてサポーターもわかっていることだ。それが、勝利をあげた場合、FCバルセロナがリーグタイトル争いに参戦することを意味していれば、なおさらだ。なぜなら、この試合では、バルサは、レアルマドリードを順位表でひっくり返す可能性を秘めているからだーとはいえ、レアルマドリードは、まだ消化していない試合を1試合残していることに変わりはないのだがーまだ残っている5試合でゴールアベレージで競える状況が残っており、まだ、リーグ戦は開かれたものとなるだろう。とクラシコは、常にクラシコだ。だが、それを差し置いても、今週の日曜日にベルナベウで行なわれる試合は、特別なものとなる。
チャンピオンズリーグでユベントスを前に敗退を決めたバルセロニスタにとっては、この試合へのモチベーションは特別だ。国内リーグに集中しなければならないとわかっているルイス・エンリケは、この試合を「大会が終わりに近づいているだけに決定的な節となり、これでリーガを逃すことになるか、状況が開かれたものになるかが決まる」と明言している。
ベルナベウ、新記録寸前、得意なスタジアム
もし、ベルナベウのスタジアムで過ごす栄光の夜を知っている選手がいるとすれば、それはレオ・メッシだ。メッシは、クラシコ史上最多得点である21ゴールを決めており、ベルナベウでメッシが得点するのに好むスタジアムの一つなのだ。メッシは、そのうち、12ゴールをサンティアゴ・ベルナベウで決めており、また、後、2ゴール決めれば、バルサのユニフォームを身につけて決める公式ゴール500得点目の歴史的記録寸前という状況にある。
マドリードで行なわれたリーグ戦8試合中5勝しているバルサだが、今でも2008/09年の2-6 やルイス・スアレスのダブルゴール、イニエスタとネイマールJrのゴールで制した昨季の 0-4 は、記憶に新しい。
ビッグマッチ
順位表の一位と二位のチームが首位を巡って、戦う。チャンピオンズリーグのベスト8を戦った後、要求度の高い試合を終え、疲れが残っていると推測するのは容易だが、同時に大きな一歩になることに違いはない。フランス人監督は「一位をキープすることへの大きな期待がある」と認めているが、その一方でそれが簡単ではないともわかっている。「非常に優秀なチームがやってくるのはわかっているし、勝つためにはビッグマッチを行なわなければならない。小さなディテールで試合が決まるだろう」と話している。
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