国王杯プレビュー: FCバルセロナ vs バレンシアCF

国王杯プレビュー: FCバルセロナ vs バレンシアCF

顔馴染みの二強が、カンプノウで国王杯準決勝第一レグで対決する

ムルシア、セルタ、エスパニョールを下し、国王杯準決勝に進出したバルサが、対戦する相手は、バレンシアだ。第一レグは、カンプノウで木曜日の夜に行われる。

チームニュース

バルサは、ウスマン・デンベレとトマス・フェルメーレンが依然として、負傷欠場であり、アンドレ・ゴメスもまだ、胃腸の不調から復帰していない。今回、エルネスト・バルベルデは、このバレンシアとの国王杯準決勝第一レグに、18人もの選手を招集した。招集メンバーには、新加入選手のコウチーニョ、ジェリー・ミナも含まれた。

バレンシアの方は、通常スタメンのディフェンダー、ガライ、ポルトガル人MF、ゴンサロ・グエデス、フランス人ミッドフィルダーのコンドグビアが負傷欠場となる。

監督視点

前日記者会見で、バルサの監督エルネスト・バルベルデは、この試合が厳しいものになることは明確だと断言し、「第一レグで良いパフォーマンスをすることが、鍵を握ることになる。彼らはホームのメスタージャではとても強いからだ。得点を許さないことも大事だ。両者にとって、魅力的な試合になることだろう」と話し、「バレンシアは、リーガでは、カウンターにおいて、最高のチームの一つだ。前線には、とても危険な選手がいて、簡単にゴールを決める」と警戒した。

一方、バレンシアのマルセリーノ監督は、バルサと抽選で当たったことについて、「私たちは、現在、ヨーロッパでもっとも好調なチーム、もっとも最悪な相手を引き当ててしまった」と認めた。それに加えて鍵になる多くの選手を負傷で失っている状況にあるが、マルセリーノは、「まだ、他の選手がチームにはいるし、私たちは負けたと諦めているわけでない。決勝に進出のチャンスがあるわけで、エキサイティングしている」とコメントした。

チーム現況

バルサの勢いは止まらない。最近、この国王杯は、バルサの独壇場であり、3シーズン連続制覇を果たしている。再び、それを達成するまで、後、270分間が残っている。

この成功は、今まで異なる 22回ものラウンドをくぐり抜け、カンプノウでは、一度も負けを許さなかった結果だ。また、この大会のプロセスにおいて、平均4ゴールを決めている。 

一方、バレンシアは、サラゴサ、ラス・パルマス、アラベスを制してここまで来ており、リーガでは3位だが、国内リーグで首位を走るバルサとの勝ち点差は、17だ。

両者の歴史

1920年から、この両者が顔を合わせることなく、10年が過ぎたことはない。大抵、バルサが結果を出すことが多いとはいえ、この両者の間には、記憶に残る多くの試合がある。

最初に思い起こすのは、2年前の準決勝だ。バルサは、カンプノウで、7-0でバレンシアを制し、その際、ルイス・スアレスは、4得点を決めたのだった。

バレンシアは、過去に7回、国王杯を制覇している。最後に優勝杯を持ち上げたのは、 2008年だが、バルサの国王杯タイトル数には、遠く及ばない。バルサは 29回、国王杯で優勝を果たしている。

Força Barça
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