ベレッチ「日本で一番、素晴らしいのは日本の人々だね」

ベレッチ「日本で一番、素晴らしいのは日本の人々だね」

FCバルセロナが日本のペニャとソシオを招いて行なったファンミーティングに、元バルサの選手、ジュリアーノ・ベレッチも出席し、公式サイトの取材に答えた。

ジュリアノ・ベレッチは、2006年にパリで行なわれたチャンピオンズリーグ決勝で、アーセナルを前に、エトーの先制点に次いで、2得点目の決勝点を決め、FCバルセロナに二度目のチャンピオンズリーグをもたらした英雄だ。バルサファンなら、忘れられない歴史的瞬間だろう。

 そのベレッチが、FCバルセロナの公式サイトの取材に答え、400人が集結した日本のサポーターとの出会いについて、「サプライズだった。僕たちは日本にいるのに!」と目を丸くした。現在、FCバルセロナ大使としても、活躍しているベレッチは、「このクラブは、毎年、世界制覇を続けていっている。僕は、こういったファンミーティングには、アメリカでもいったし、中南米でも行った。でも、日本でこんな盛大に盛りあがれるとはね」と驚きをかくさず、「でも、一番大切なことは、クラブが世界中のサポーターを大事にしていることだよ」と今回のイベントの重要性を説いた。クラブは、常にサポーターのことを気にしているし、身近にいようとしている。

 「クラブは、常にサポーターのことを気にしているし、身近にいようとしている。その気持ちがサポーターに伝わっていると思うし、だから、それがチームをより、大きくしていくんだと思う」と話した。

 また、日本について、ベジェッティは「日本には、とても良い思い出がある。まず、2002年の日韓ワールドカップで、僕はブラジル代表と一緒にここで優勝したから。それも、今回、バルサがプレーするのと同じ、横浜のスタジアムでだよ」と笑顔で話し、「それだけじゃなく、チェルシーやバルサと一緒にツアーにも来たし、その度に、日本人の人達の優しさに感激してきた。日本人は、いつもブラジル人にすごくよくしてくれるんだ。だから、僕は、日本に来るのが大好きなんだ。和食も好きだしね。ブラジルには多くの美味しい日本食のレストランがあるし、ブラジルにいた時から、和食を食べていたんだよ」と、親日家の顔を見せた。今回は、お誕生日だった奥さんと共に来日。「妻と一緒に日本に来たのは、初めてなんだけれど、彼女もすごく気に入っている。この間は、日光にも行って来たんだよ。武家屋敷にも行ったし、こっちでは皇居も訪ねたよ。最高に気に入ったけれど、でも、やっぱり、何よりも素晴らしいのは、日本の人々だね」と、日本への賛辞を送った。日本で何よりも素晴らしいのは、日本の人々だね。

 バルサの英雄を前に、ファンミーティングでは、ベレッチと共に写真撮影を望む人々が列をなしたが、バルサの元サイドバック、現在、クラブの親善大使でもあるベレッチは、笑顔で撮影を望む全ての人達に丁寧に応対し、「こんなに多くの日本のファンの身近にいるのは、初めてのことだよ。現役の頃は、僕らはここまでファンとは身近に接することはできなかった。でも、今、僕はクラブの大使として働いているし、こうやってサポーターの近くで、話をしたり、彼らが言いたいことに耳を傾けたりできる。僕は、この仕事がすごく気に入っているんだよ」とつけ加えた。

 今夜、クラブワールドカップの決勝、FCバルセロナ対リベルプレートの試合新横浜競技場で行なわれるが、ベジェッティの予想は、2−1でバルサの勝利。果たして、試合はどういった結果になるのか。FIFAクラブワールドカップ決勝は、19時半キックオフだ。

Força Barça
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