マッチレポート:デンベレのエキシビジョン

マッチレポート:デンベレのエキシビジョン

アメリカツアーの第三戦となったテキサスでのユベントス戦は、デンベレが先制点を決め、同点に追いつかれた後、更に追加点も決めたが、最終的にドローに終わった。

アメリカツアー第三戦、ダラス(テキサス)のコットンボウルスタジアムで行われたユベントスとの対戦は、デンベレがダブルゴールを決めたその活躍が際立ったものの、イタリアのチームもキーンが2得点を決めたため、最終的にドローに終わった。

ユベントスとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、ペドリとアラウホに休息を与えることを決め、監督判断でベンチから外した。また、フェラン・トーレスは、右足の怪我の治療が続いているため、やはり、招集外となった。

9万人収容できるコットンボウルのピッチに立つスタメンには、テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、クリステンセン、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、ニコ、ケシエ、オーバメヤン、デンベレ、レバンドフスキが選ばれた。

デンベレのダブルゴール

前半の早い時間に、最初はレバンドフスキが、その後、オーバメヤンが次々とスコアリングチャンスを手にしたが、ゴールネットが揺れたのは、前半30分を過ぎてからだった。前半31分、チャビは、セルジ・ロベルトに変えて、デストを投入し、最初の交代を行なった。そのデストからのパスを、右サイドにいたデンベレが受け取り、見事な個人プレーでディフェンダーを突破すると前半34分に先制点をマークした。

その5分後、キーンがユベントスに同点弾をもたらしたが、その1分後の前半40分、再び、デンベレが右サイドを破って、バルサに追加点をマークし、前半は2-1とバルサが僅差リードで折り返した。

ユベントスのリアクション

チャビ・エルナンデスは、後半から、再び、選手を大幅に変更し、テア・シュテーゲン、オーバメヤン、セルヒオ、エリック、デンベレ、ニコに代わって、

イニャキ・ペニャ、アンス・ファティ、ピャニッチ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、ガビがピッチに入った。これまで、2試合に出場し、2得点2アシストを決めているハフィーニャが後半5分に最初のチャンスを得たが、ネットを揺らしたのは、イタリアのチームだった。後半7分、前半と同じ主役、キーンがユベントスに追加点をマークし、試合のスコアは再び、ドローに戻った。

後半12分に再び、レバンドフスキがシュートを放つも、ネットを揺らすことはなく、後半16分、クリステンセン、アルバ、ケシエ、レバンドフスキに変わって、ピケ、バルデ、パブロ・トーレ、メンフィスが入った。

後半24分、フリーキックチャンスを得たハフィーニャのシュートがポストに弾けた。そのクリアボールを受け、バルサは執拗にゴールを求め、アンス・ファティが再び、シュートを放つも、そのシュートもバーに弾かれ、ゴールに嫌われた形となった。

後半41分には、パブロ・トーレのセンタリングをゴール正面で受けたガビがすかさず、シュートも、キーパーがクリア。そのクリアボールをメンフィスが狙い、シュートを挑むも、得点することはできなかった。前半同様、2分間のアディショナルタイムが与えられた。再び、メンフィスがシュートするも、枠をとらえず、ゲームスコアが変わることはなかった。バルサは、三戦目をドローで終え、どの試合も負け知らずで、最終戦、ニューヨークでのレッドブルスとの対戦に臨むことになる。

 

Força Barça
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