ベルナベウフェスティバルのデータ

サンティアゴ・ベルナベウでのゴールフェスティバルは、多くのデータを残すことになった。チャビが率いるバルサによるメリットが生み出したこのクラシコのデータをもとに振り返る。

チャビの完璧なデビュー

バルサの監督は、監督として初クラシコを迎え、４得点以上の差をつけて勝利を手にしたクラブ史上3人目の監督となった。チャビ以前にそれを達成したのは、1951年のフェルディナンド・ダウシク (7-2 )。1959年のエレニオ・エレラ (4-0)のみだ。

オーバメヤンの効率性

バルサのストライカーは、バルサのユニフォームを身につけて、11試合に参戦し、9ゴールをマークしている。冬の移籍史上でやってきたオーバメヤンは、ゴールの保証であり、クラシコでは5回シュートし、ダブルゴールをマークした。

さらに、今回、アシストでも貢献し、21世紀のクラシコで３得点に関与した最初の選手となった。オーバメヤンは、21世紀のリーガ、チャンピオンズリーグを通して、レアル・マドリードを前に５得点をマークしている唯一の選手だ。

エリック・ガルシアの堅守

バルサのディフェンダーは、79回ものパスを成功させたディフェンダーとなり、クラシコでのクリーンシートの助けとなった。

チャンス・メイカー、バルサ

バルサは、10回のシュートを放ち、４得点をマークした。それは高い効率性を意味している。また、クルトワの6回のセービングが、バルサのゴールフェスティバルを防いだものの、チームはチャンスメイクの点で、向上している。フレンキー・デ・ヨングは、3回ものチャンスを作り出し、トライしたパスの全てを成功させた唯一の選手となった。

また、初クラシコでシュート 10回以上、達成させた監督として、チャビは3人目となった。 過去に、それを達成したのは、フランク・ライハールト(13)とエルネスト・バルベルデ (11)のみだ。

アラウホのポリバレント性

ウルグアイ人ディフェンダーは、サイドバックとして、ビニシウスのスピードを押さえ込み、対戦相手の危険に歯止めをかけ、良い成績を収めた。アラウホは、クラシコでボールを6回、取り戻し、それだけでなく、彼の得意とする空中プレーを使い、サンティアゴ・ベルナベウで再び、0-2のゴールを決め、トータルプレーヤーであることを改めて証明したのだ。

ヘディングで13ゴール

アラウホがクラシコで決めたゴールで、バルサは今季、13ゴール目をヘディングで決めた計算になる。リーガの他のクラブチームを比べると、バルサは28試合でこの数字を達成しており、2位に次ぐのは、29試合で8ゴールをヘディングで決めている、ベティス、バレンシア、アスレティック・クラブ、アトレティコ・デ・マドリード、オサスナだ。また、バルサでは、ルーク・デ・ヨングが4ゴールをヘディングで決めており、ヘディング得点王だ。

デンベレ、見事なアシスト

フランス人アタッカーは、2アシストを決め、リーガで7アシスト、今季全体で9アシストで貢献している。バルサのアタッカーは、対戦相手から抜け出すスピードとスキルが、最大限の正確性でパスを送ることにつながっている。現在、デンベレは、21世紀のクラシコにおいて、2アシストを達成した二番目の選手となった。最初に達成したのは、2009年、現監督のチャビだ。

リーガで夢を見続けるための30点中26点

チャビの率いるバルサは、リーガにおいて最近、取得が可能な勝ち点30点中26点を手にしている。バルサは、3ヶ月半前から負け知らずだ。マジョルカ、アラベス、アトレティコ・デ・マドリード、バレンシア、アスレティック・クラブ、エルチェ、オサスナ、レアル・マドリードを制し、グラナダ、エスパニョールと引き分けている。

バルサはリーガにおいて、2022年に勝ち点26を 手にし、アトレティコ・デ・マドリードより、勝ち点３、ビジャレアル、レアル・マドリードより勝ち点6点分多く、その点でトップだ。2022年の国内大会で、負け知らずなのは、バルサとセビージャのみだ。