プレビュー – サン・マメスでの王者対決

プレビュー – サン・マメスでの王者対決

バルサは、国王杯16強の勝ち抜け戦をビルバオに遠征して行なう

試合はバルサのスケジュール帳に太字で書きこまれている。国王杯の王者、二強がそのタイトルを競って戦う。現在まで、国王杯王者のFCバルセロナは31回、それに次ぐアスレティック・クラブは23回、この大会を制覇しており、この歴史的な大会で再び、顔を合わせることになる。

最後に行われた2020/21年の決勝では、バルサが試合0-4 で制したが、その両者が再び、この勝ち抜け戦形式の試合で、ベスト8進出をかけて戦う。

チャビの率いるチームは、素晴らしい内容の試合を行なったにもかかわらず、サウジアラビアでのスペインスーパー杯をレアル・マドリードを前に落としたが、その試合で、フェラン・トーレスのバルサの選手としてのデビューを見ることができ、また、再び、アンス・ファティ、フレンキー・デ・ヨング、3ヶ月以上、リハビリしていたぺドリがピッチに戻ってくる朗報を得た。サン・マメスでの試合は、更に医師からの完治通告を受けたブライスバイテの復帰の舞台となる可能性がある。

一方、バスクのチームは、昨年の決勝での負け試合の後だけに、高いモチベーションで試合に臨んでくることになり、チャビの率いるチームにとっては、この要求度の高いスタジアムでの試合は、ハードルの高いテストとなる。

対戦相手

監督: マルセリーノ・ガルシア・トラル アストゥリア出身の監督は、国王杯でのバルサ戦の数字は、ネガティブだ。とはいえ、昨年のスペインスーパー杯決勝でベンチデビューし、黒星を喫した後、バルサを前に1勝をあげており、国王杯での6試合の内訳は1勝5敗だ。

得点選手: ニコ・ウイリアムス アスレティックの攻撃の起点となるイニャキ・ウイリアムスの弟が、国王杯での最多得点王だ。 マンチャ・レアルのフィールドでダブルゴールを決めた弟ウイリアムスは、今季のスペインリーグにおける期待の新人選手の一人だ。

近況 : レアル・マドリードを前にスペインスーパー杯の決勝に敗れたとはいえ、アスレティック・クラブは、好調さをみせている。その決勝での黒星を除き、マルセリーノは、2022年に入ってから行なった4試合で3勝を収めている。リーガでは、勝ち点28点で9位だ。

 

Força Barça
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