エリック・ガルシア、絵に描いたようなデビュー

エリック・ガルシア、絵に描いたようなデビュー

センターバックは、レアルソシエダ戦でデビューを果たし、バルサスクール出身でトップチームにたどり着いた6人目の選手となった

エリック・ガルシアのデビューには、多くの注目が集まっていた。今年の新加入選手、FCバルセロナのセンターバックは、ずっと記憶に残るだろうデビューを果たした。

レアルソシエダを前に勝利(4-2)を手にした試合で、エリックの名前と背番号24番  が2021/22年の今季初めての公式戦、スタメンにあった。ほぼ、全一生をバルセロニスタとして過ごし、小さい頃からのあらゆる子供達の夢を、彼は20歳で叶えたのだ。エリックは、生粋のクレ(バルサファン)なのだ。

ディフェンスでの堅守

エリック・ガルシアは、最初の招集リストで、トップチームのスタメンとなった。ソシエダを前にした試合で、鉄壁のディフェンスを見せ、試合中、集中を切らすことなく、レアルソシエダが2度に渡ってゴールを攻めようとした瞬間に、見事に出現してみせた。また、ポゼッションの構築を助け、後陣からボールを奪い、2番目に多くボールを取り返す(5回)働きをみせた。

今年の夏、ユーロと東京オリンピックに参加ープレシーズンには参加できなかったーし、数々の賛辞を受けた後、初めての参戦となった。エリック・ガルシアは、数々の大会で、主役の座を務め、成功を手にする寸前までいった。ルイス・エンリケとのスペイン代表では、スタメンのポジションを交代しながらも、決勝寸前までいった。東京では、ルイス・デ・ラ・フエンテの礎となり、銀メダルを獲得した。

2021-08-12 MEDALLAS OLIMPICOS 15-min

疑いなく、このカタルーニャ人センターバックは、バルサの新時代の力となるだろう。チーム内で重要な役割を果たし、バルサの選手としてより、ビッグになっていくことを期待されている。

バルサスクールからトップチームへ

マルトレイ出身の選手は、2008年にバルサスクールに入校。そこから、マルティ・リベロラ、セルジ・サンペル、アレイシ・カルボネル、ジャナ・フェルナンデス、カルラ・アルメンゴルに続いて、トップチームでプレーしたバルサスクール出身の6人目の選手となった。

また、その数週間前には、日本の冨安健洋と共に、五輪でプレーした最初のバルサスクール選手になったばかりだった。

2009年には、バルサのユース育成組織、ラ・マシアに入った。バルサの夢工場であるマシアでは、育成カテゴリーのほぼ全てを網羅し、また、全カテゴリーでキャプテンを務め、ピッチ上でも常にリーダーだった。

しかし、2017年にFCバルセロナを出て、マンチェスターシティへ移籍。そして4年後、再び、センターバックは、ホームへ帰ってきた。そして、多くのライトを浴びながらの帰還を果たしたのだ。 

Força Barça
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