ロナルド・クーマン、決勝のエキスパート

今週の土曜日、ロナルド・クーマンは、プロとして31回目の決勝に臨む。バルサの監督は、選手として20回、監督として10回、決勝を経験しているが、中でも最も有名なのは、1992年の欧州杯決勝であり、唯一の得点をサンプドリアを前にウェンブレイで決めた決勝だろう。 

20回プレーした中で、11回制覇し、9回、負けている 。その制覇した中には、2回の欧州杯が含まれており、一度はPSV ともう一度はバルサと収めている。それ以外の内訳は、国王杯１ (バルサ)、オランダ杯３ (アヤックスと PSV)、スペインスーパー杯３ (バルサ)、欧州スーパー杯１ (バルサ) 、ユーロコパ１ (オランダ)だ。

また、監督としては、アヤックスとのオランダカップ、アヤックスと2回のオランダスーパー杯、1回 AZと、ベンフィカとポルトガルスーパー杯、バレンシアとスペイン国王杯を持ち上げている。 

言うまでもなく特筆に値する記録だ。

バルサでの初タイトルを目指して

30回もの決勝を乗り越え、オランダ人監督は、今週の土曜日、17日にバルサでの初タイトルをラ・カルトゥハで、アスレティック・クラブを前に制覇するために挑む。 

バルサの監督として、クーマンが参戦した唯一の決勝は、スペインスーパー杯であり、対戦相手、試合会場とも同じながら、3-2で試合に敗れることになった。

国王杯は、2戦2勝

また、ロナルド・クーマンは、過去にスペインスーパー杯を２度、制覇しており、一回は、バルサの選手として1990 年にレアル・マドリードを2-0で負かして優勝杯を持ち上げており、もう一度は、バレンシアの監督として、 2008年にヘタフェを 3-1で下し、タイトルを獲得している。