国王杯決勝に向けて知っておくべき10のデータ
バルサは、セビージャのカルトゥハにて、アスレティック・クラブとの国王杯決勝を戦う。大会制覇記録トップの記録を伸ばし続けるために、バルサは31回目の国王杯タイトルを狙う。
今週の土曜日4月17日に行われるこの決勝に関する主要データをチェックしよう！:
再び、ライバルはアスレティック
FCバルセロナとアスレティック・クラブが国王杯の決勝を戦うのは、9回目だ。最初は、1920年であり、その際はバルサが2-0 で勝利を手に入れた。後半にマルティネスとパウリーノ・アルカンタラが決めたゴールが勝利をもたらした。
最近、両者が顔を合わせた決勝では、3回、バルサが勝利している。2015年の3-1、3-0 de 2012年の3−0、2009年の 4-1だ。
スペイン最古の大会
この大会が創設されたのは 1903年であり、よってスペイン最古の大会となる。そのため、サッカー界の中でも最重要な国内杯と位置付けられている。
決勝会場
2021年の国王杯決勝会場として、セビージャのラ・カルトゥハスタジアムで試合が行われる。既に2019/20年の決勝会場としても使用されており、今月、4月3日に行われた試合では、今回と同じアスレティック・クラブを前に戦ったレアルソシエダが勝利し、優勝を手にした。
この会場は、バルサにとって良い思い出をもたらす場所ではなく、最近では、スペインスーパー杯決勝がやはり、同じビルバオを前に行われ、バルサはその試合で敗れている。
メッシとブスケッツの国王杯決勝
レオ・メッシとセルヒオ・ブスケッツは、今週の土曜日、10回目の国王杯決勝を戦う可能性があり、その参戦数は、この大会記録となる。
ピケは、2015年の決勝を負傷のため、欠場したため、参戦数は9、続いて2014年にバルサにやってきたジョルディ・アルバは、7回目の決勝を迎える。
バルサのタイトル
バルサは、42回目の国王杯決勝を迎え、30タイトルを手に、大会一位の記録を手にしている。次点は、対戦相手のアスレティック・クラブであり、23だ。
今年の決勝は、バルサにとって最近13年間のうち、10回目の決勝であり、これは歴史的記録だ。
決勝ゴール
現在まで、決勝は41回行われているが、バルサは国王杯タイトルがかかる試合で、 92ゴールをマークしてきている。
ゴールで際立つのは、やはり、レオ・メッシであり、この大会で79 試合に参戦し、54得点をマークしている。
メッシの芸術的ゴール
2015年、国王杯決勝は、カンプノウで行われ、その対戦相手は、今季の相手と同じだった。この試合は歴史に残るものとなった。バルサがホームで優勝を決めただけでなく、メッシが記録に残る芸術的なゴールで先制点を決めたからだ。
サイドから切り開き、ドリブルで抜き去り、左足で先制点を生み出すまでが一つの芸術作品だった。それが1-0 を生み出し、試合は3-1で終わったが、その芸術的なゴールは、2015年FIFAのプシュカス賞にノミネートされた。
延長戦から逆転へ
バルサの決勝までの道のりは平坦なものではなかった。多くの神経をすり減らし、感情が行き交うものだった。
クーマンの率いるチームは、コルネジャを延長戦で破り、ラヨを逆転で破り、グラナダを前に延長戦を呼び込み、その後、逆転し、そして、セビージャを前に、再び、延長戦に持ち込み、第二戦で最終的に逆転進出を果たしたのだった。
合計、3回の延長戦、3回の逆転が今回の決勝チケットに繋がったのだ。
最初の国王杯決勝となるのは・・・
バルサの若手は、自らのキャリアにおいて大事なイベントを迎える寸前にある。ぺドリ、アラウホ、ミンゲサ、デスト、デ・ヨングなど、クーマンがスタメン起用している選手は、最初の決勝を戦うことになるかもしれない。
同様に、イライシ、リキ・プッチ、トリンコンなども、国王杯決勝を戦ったことはない。一方、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、ジュニオル、マテウス、ネトは、一回、国王杯を制覇している(2018/19) が、ビジャマリンで行われた試合ではプレーしていない。
クーマンの新たな決勝
FC バルセロナの監督は、国王杯決勝を再び、監督として率いることになる。最初は、2007/08年、バレンシアを率いていた時であり、対戦相手だったヘタフェを3-1で破り、大会を制覇した。
バルサの選手としては、1990年にレアル・マドリードを前に決勝を戦っている。バレンシアで行われた試合であり、バルサは、2-0でタイトルを収め、クーマンは、スタメン出場し、90分間戦ったのだった。
