バルサ2-2 バレンシア: 勝ち点シェア

バルサ2-2 バレンシア: 勝ち点シェア

メッシの歴史的ゴールとアラウホの初得点は、カンプノウでの三連勝達成には足りず

カンプノウでの三戦三連勝は、叶わなかった。前半にバレンシアに先制された後、メッシ歴史的なバルサでの643ゴール目を決めて、、同点に追いつき、一度は逆転を手にし、スコアをひっくり返したものの、ハビ・ガルシアの率いるチームは、勝ち点1を奪って去ることになり、勝ち点を分け合うことになった。

バレンシアの先制

ホームでのリーガ3連勝を目指す、ロナルド・クーマンは、バレンシアとの対戦に、一部の顔ぶれを変えて、試合に望んだ。ゴールマウスにテア・シュテーゲン、デスト、ミンゲサ、アラウホ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、コウチーニョ、ぺドリ、メッシ、グリーズマン、ブライスバイテをピッチに送り、通常スタメンのフレンキー・デ・ヨング、ラングレは、ベンチに置く形で、ゲームはスタート。バルサは、試合を支配していたが、先制点は、思いがけない状況でやってきた。前半30分、ディカビがヘディングシュートをテア・シュテーゲンのゴールマウスに突き刺し、バレンシアに先制点をもたらした。前半終了前には、再び、バレンシアが攻撃をしかけたものの、今回は、テア・シュテーゲンの冴えたセービングが、追加点を阻んだ。

メッシの歴史的記録

後半が、始まって直後の後半3分、エリア内のガヤによるグリーズマンへのファウルに対し、主審はガヤをレッドカードで退場にし、PK判定をくだしたが、VAR判定の後、バレンシアの選手は、最初、提示されたレッドカードを取り消され、フィールドに残ることになった。しかし、PK判定は、覆らず、そのPKをメッシが蹴ることになった。それは、歴史が生まれる瞬間だった。メッシが蹴ったPKは、ジャウマ・ドメネックにクリアされた。歴史的瞬間に待ったがかかった・・・が、その瞬間がやってくるのに、多くの時間はかからなかった。そのクリアボールをメッシが沈めて、同点弾をマークしたのだ。それは、メッシがバルサで決めた643ゴール目であり、これは、1974年にブラジルのサントスと共にペレが樹立して以来、破られたことのない数字だった。その数字に、メッシは追いつき、バレンシアとのホームゲームで、達成したのだった。

アラウホ、初得点

メッシが歴史的ゴールを決めた後、ベテランのキャプテンとは逆に、この日、バルサのトップチームで初ゴールを決めることになったのが、ロナルド・アラウホだった。アラウホは、後半7分、完璧なタイミングでゴールネットを揺らし、バルサのスコアを2-1に変えた。

バレンシアの同点

しかし、バルサは、そのままのスコアで終えることはできなかった。後半24分にマキシ・ゴメスがテア・シュテーゲンのゴールに同点弾を突き刺した。バルサは次々とゴールチャンスを生み出したものの、シュートがゴールネットに突き刺さることはないまま、非情に試合終了を告げる笛がカンプノウに鳴り響いた。

レオ・メッシは、歴史に残るゴールをこの日、生み出したものの、勝ち点3は、対戦相手のバレンシアと分け合うことになった。

 

Força Barça
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