最近10年で最年少の平均年齢

ロナルド・クーマンの率いるバルサは、将来性溢れるチームだ。現在のバルサのトップチームの選手たちの平均年齢は、クラブのここ10年間の中で最も若く、その平均年齢は、24人の中で、25、33歳であり、アンス・ファティ、ペドリ、デストなど若手の選手とメッシ、セルヒオ、ピケといったベテラン勢を組み合わせて構成されている。

また、総勢24人で構成されているトップチームの中でも、その中の半分に当たる12人が、25歳あるいはそれ以下の年齢だ。具体的には、ラングレ (25)、ジュニオル・フィルポ (24)、デ・ヨング (23)、デンベレ (23)、アレニャ  (22)、マテウス・フェルナンデス  (22)、アラウホ (21)、リキ・プッチ  (21)、トリンコン (20)、デスト (20)、アンス・ファティ (18)、ペドリ  (17)だ。

この若手の選手とコンビネーションを放つハイブリッドチームのベテラン勢には、ユムティティ(26)、コウチーニョ (28)、テア・シュテーゲン (28)、セルジ・ロベルト (28) 、ブライスバイテ (29)、グリーズマン (29)、ピャニッチ (30)、ネト  (31)、ジョルディ・アルバ (31)、セルヒオ・ブスケッツ(32)、レオ・メッシ (33)、ピケ (33) がいる。

ここに名前のあがっている選手は、ユースに所属しながら、トップチームでプレーしている選手は含まれず、純粋にトップチームに所属しているメンバーのみを数えている。

2020/21 年の平均年齢25、33歳は、この最近10年間で、選手の平均年齢が最も若かった2018/19年の26,04歳を大きく 上回っている。この10年で平均年齢が26歳を下回ったのは初めてであり、昨季と比べても1歳、若返っている。また、トップチームの所属選手のうち、9人がマシア出身 (ピケ、アラウホ、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケッツ、リキ・プッチ、アレニャ、メッシ、アンス・ファティ) であり、トップチームに加わっているイニャキ・ペニャ 、コンラッド、アルナウ・テナスなどを含めれば、さらに平均年齢は下がることになるだろう。言うまでもなく、クオリティと将来性を兼ね備えているチームだ。