バルサ・プライムビデオ、 'FCバルセロナ、新時代' をこの12月に発信

FC バルセロナとプライム・ビデオが、 'FC バルセロナ、新時代' と名付けたドキュメンタリーシリーズを発表する。この中では、トップチームの観点から追ったクラブの過去2年間が明かされる。この作品は、クラブの最後の2年間のトップチーム、経済、組織面からの再建をまとめているバルサスタジオ（Barça Studios）による制作だ。バルサが、リスボンでバイエルン・ミュンヘンを前に 2-8 の黒星を喫したチャンピオンズリーグベスト８での最も辛い経験から始まり、 2022/23年の新加入選手、ロベルト・レバンドフスキのプレゼンテーションで終わる形をとっている。 

バルサスタジオ（Barça Studios）制作の'FC バルセロナ、新時代' は、30分のエピソードが5章にまとめられており、12月にワールドワイドに発信され、プライムビデオでの独占配信となる。

歴史的な瞬間

2020年8月14日、パンデミックの最中に、 2004年に始まった素晴らしいサイクルが終わりを告げたことが証明された。それは、クラブの分岐点であり、数ヶ月後に、会長戦が行われ、ジョアン・ラポルタ会長及び現在のボードメンバーが選出された。新たなサッカーエグゼクティブストラクチャーが、マテウ・アレマニー、ジョルディ・クライフを筆頭に作られ、最終的にチャビ・エルナンデスを監督として迎えることになった。

また、このドキュメンタリーには、キケ・セティエン時代、ルイス・スアレスとのお別れ、ジョセップ・マリア・バルトメウとそのボードメンバーから距離を置いていったレオ・メッシ、メッシのクラブでのラストシーズン、亜バルベルデポルタ会長と新ボードメンバーの入閣、メッシの感動的なお別れ、ロナルド・クーマン時代の終わり、そして、チャビ新監督とのサインまでを追っている。

ドキュメンタリーシリーズに描かれているように、タラサ出身の監督が到着したことが、チームの再建プロセス、リーガでのチームの復興には不可欠だった。若手選手を中心にした編成のほか、2022年1月の冬の移籍市場では、オーバメヤン、フェラン・トーレス、ダニ・アウベス、アダマなどが加わった。

このシリーズは、バルセロナにレバンドフスキ、クンデ、クリステンセン、ケシエ、マルコス・アロンソ、ベジェリン、パブロ・トーレといった新メンバー加入、ウスマン・デンベレの継続による期待の高まり、チャビ本人の個人的なコメントで締め括られることになる。

今回の制作には、選手とコーチ陣がリーダーシップをとっていく様子、とりわけ、現在の監督が、ロッカールームで話すトークやエスパニョールを前に初めて指揮をとった試合となったリーガでのデビュー戦、ベルナベウでのクラシコで勝利を手にする前の様子などが含まれている。中でも、とりわけ、自らの光を放ち、輝いている選手、ペドリやコパ、そしてゴールデンボーイを受賞し、ハードなプロセスを超えて、復帰したアンス・ファティ、ユースからトップチームへ駆け上り精彩を放つガビなどの特別な瞬間、体験などが語られているのに注目だ。

ジョアン・ラポルタ会長及びクラブの経済再建プロセスも、もう一つの主役であり、チーム債券により、ファンが再び、Spotifyカンプノウを一杯にする興奮を生み出す活力となっている。