バルサ、アウェーキットで女子のエンパワーメント促進

バルサ、アウェーキットで女子のエンパワーメント促進

今回のローンチは、50年前、初めてカンプノウでプレーしたバルサ女子の起源と考えられているシウタ・ダ・バルセロナ選抜チームのパイオニアとバルサ女子チームを記念して行なわれる

FC バルセロナは、女子のエンパワーメントを促進するデザインの 2021/22 年のアウェーキットを発売する。そのため、そのカラーは、通常、ジェンダーの平等を代表するカラーのパープルー青と赤の融合色―だ。デザインは、クラブソングの一部にある‘Tots units fem força’ (全員揃って力となる)の フレーズが刻まれているが、通常、男性形で示されるこの歌詞が女性形(“Totes unides fem força”)に変えられ、ストライプのラインに刻まれている。

あらたなアウェーキットは、今季、クラブが促進している、バルサを世界中で唯一無二の存在とする主軸を強調する‘MORE THAN’ キャンペーンの元、発表される。ユニフォームのデザインは、これらの主軸の一つである ‘More than empowerment’(エンパワーメント以上のもの) を象るものであり、スポーツにおける女子の役割、女子サッカーへのFCバルセロナのコミットメントを強調している。

このコミットメントは、今年の非常に重要なマイルストーンを祝うためでもある。1970年12月25日に、初めてカンプノウでプレーしたシウタ・ダ・バルセロナ選抜チームが、バルサ女子が生まれた起源だと考えられているためだ。そのマイルストーンを祝うために、スタジアムでプレーしたパイオニアの選手及びバルサ女子から、アイタナ・ボンマティ、ジェニファー・エルモソ、マルタ・トレホン、アレシア・プンテジャス、カロリン・グラハム・ハンセンなどが、新キットのローンチキャンペーンに加わっている。

ユニフォーム以上のもの

この新キットは、メインカラーとしてパープルが初めて使われており、パステルトーンが使われている。2016/17年にも、パープルは使われたが、その際は、もっとずっと濃いトーンだった。

今年は、クラブのエスクードなどのディテールにもパープルを用いるなど、ロゴ、背番号、背中のネームなど、異なったトーンの遊色効果が適用される。このカラー以外に入るのは、左サイドに走る青のカラーと右サイドに走るえんじ色のカラーのみであり、そこに前述のバルサのクラブソングの歌詞が取り込まれることになる。一方で、片方にはオリジナルの不レースが盛り込まれ、もう片方には、ディバーシティを表現する虹のフラッグが取り込まれ、女性形の歌詞  “Totes unides fem força”(全員揃って力になる)が刻まれる形となる。

キットは、やはり、パープルの地にアスルグラナのカラーがサイドに入ったパンツと同じカラーに、 CULERS の文字と Nikeのロゴが中央に配置されたソックス から成っている。第二ユニフォームは、男子チームのメインパートナーである Rakuten のロゴが入ったもの、女子チームのメインパートナーである STANLEY のロゴが入ったものが商品化される。

鍵となるサステナビリティ

ナイキと共に、クラブは、今回も、サステナビリティにコミットメントし続けている。よって、100% リサイクルされたポリエステルがユニフォームの作成に使われ、極細の糸をてにするためにリサイクルしたプラスティックボトルを溶かしたものを利用している。この方法により、布地はスポーツ実践の際に最高のパフォーマンスを許す一方で、環境に与える影響を最小限に抑えている。

Força Barça
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