ハードロック・スタジアムで大観衆が見守るなか練習

ニュージャージーとワシントンでFCバルセロナの練習は多くの地元ファンの情熱を掻き立てたが、マイアミではさらにそれを上回る熱狂をみせた。2万7000人のファンがバルサトップチームの練習を見届けるために南フロリダのハードロック・スタジアムに集まった。

チームがスタジアムに到着するころから盛り上がりの気配を感じさせていた。選手たちを乗せたバスがハードロック・スタジアムに近づくにつれてファンが集まり、人垣を進むためにゆっくりしたペースで前進せざるを得なかった。ファンの声援はどんどんと大きくなっていった。

練習時間が近づくとチケットを買う人たちの列はさらに長いものに。ひとたび買い求めるとファンはできるだけ良い席を確保しようと入場口へと走っていった。ハードロック・スタジアムは騒然とした雰囲気になる。なお試合の相手、レアル・マドリードもそのあと練習することになっていた。

ちょっとした出来事としてはユニホームを着ていたバルサファンが恋人に求婚するというシーンも。なお彼女はプロポーズを受け入れる返事をした。幸運というべきか、練習終了後には雨が降った。