プレビュー: FC バルセロナvs スポルティング・クラブ

プレビュー: FC バルセロナvs スポルティング・クラブ

ベスト16への進出は既に決定していることが、落ち着きを与えているものの、まだ、進出に可能性を残したポルトガルリーグで首位のスポルティングがカンプノウでの戦いを挑む。

週末のリーガ、セルタとの対戦で勝ち点2を落としたバルサだが、最終的には、首位としてのポジションはより、強固になる結果となった。続けて、週中のチャンピオンズリーグ最終節に臨むバルサは、既にベスト16への進出は既に決定しているものの、まだ、進出に可能性を残したポルトガルリーグで現在、首位のスポルティングの前で、グループリーグを無敗に終わらせることを目的に試合に挑む。

チームニュース

バルサの監督は、アルダ、イニエスタ、デンベレ、ラフィーニャ、マスチェラーノ、そして最近の試合でユムティティを負傷で失なった。ユムティティは、セルタ戦(2-2)で右足ハムストリングを負傷し、8週間、離脱することになった。ネルソン・セメドとジェラルド・デウロフェウが、招集リストに復帰した。

バルベルデが試合に招集した 18人は、以下の通り : テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス、スアレス、メッシ、シレッセン、パウリーニョ、デウロフェウ、アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、フェルメーレン

一方のスポルティングは、アルゼンチン人の左サイドバック、ジョナサン・シルバが膝の負傷により、カンプノウ遠征を欠場する唯一の選手だ。

監督視点

バルサは、既にすべき課題を終えた状態だが、バルベルデは、「チャンピオンズリーグは、私たちに多くを与えてくれた。これからもそうであって欲しい。とはいえ、我々はこの大会への敬意を払わなければならない」と試合への姿勢を伝え、過去の統計は言い訳にならないと話した。また、「スポルティングは、偉大なライバルだ。そのポテンシャルをわかっているし、この大会をとても真剣に受け止めている。まだ、可能性を残している。だからこそ、我々に勝ちにくるだろう。彼らは勝利を必要としているから、一歩、前に出て、攻撃的にくることだろう」と対戦相手を評した。

バルベルデは、この試合を多くの負傷者を抱えて迎えることになる。とりわけ、センターバックは、ユムティティがマスチェラーノについで、負傷したため、深刻な状況だが、バルベルデは、楽観的に構え、「この状況はいつか終わるし、代わりの選手がうまくやってきた。私は誰がプレーしようが、チームはその準備ができているし、私たちが抱えている問題を解決してくれると信じている」と話した。

現況

リーガでは、二位に勝ち点5点さをつけて首位に立っており、チャンピオンズリーグのグループDのリーグからの進出も首位で通過することが決まっているバルサは、国内リーグ、チャンピオンズリーグとも、いまだに無敗だ。

週末にポルトとベンフィカが引き分けた後、勝ち点でトップに並んでいるスポルティング・クラブだが、チャンピオンズリーグは国内リーグのようにはいかず、進出するには、カンプノウで勝利をあげ、なおかつ、ユベントスをオリンピアコスがギリシャで負かす必要がある。

チャンピオンズリーグへの道のりに挑戦した7回中6回を失っているが、少なくともヨーロッパリーグへは、どんな状況であろうが、参戦への道が開かれているのが、せめてもの救いだ。

両者の歴史

スポルティングがカンプノウを訪れるのは、 UEFA 杯(i1986/87年1-0 )、チャンピオンズリーグ(2006/07年の3-1)についで3度目であり、これまで、バルサはチャンピオンズリーグ時代になってから、スポルティングを前に一度も負けたことがなく、データはバルサに有利なものとなっている。

Força Barça
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