FC バルセロナ - RCD エスパニョール: 準決勝を賭けたダービー戦

FC バルセロナ - RCD エスパニョール: 準決勝を賭けたダービー戦

バルベルデのチームは、第一レグの結果をひっくり返し、国王杯準決勝の進出を目指す

FCバルセロナは、カンプノウで行われる国王杯ベスト8第二レグで、 コルネジャにてエスパニョールを前に1-0で負けた試合の結果をひっくり返さなければならない。この試合には、準決勝がかかっている。第二レグのキックオフは、現地時間21時半(日本時間翌5時半)からだが、今回は、試合前にも特別なイベントがある。バルサでの7年半に終止符を打ち、水曜日にクラブの催した送別式の主役となったハビエル・マスチェラーノが、カンプノウで観客を前に最後の挨拶を行なうことになる。

チームニュース

試合前日にエルネスト・バルベルデが発表した招集リストは、コウチーニョとジェリー・ミナの初招集がニュースとなった。また、ジェリー・ミナは、数週間のトレーニングを共に続けた後、初めて招集リストに入り、一方、コウチーニョは、負傷後初めての招集となった。

また、アンドレス・イニエスタ、パコ・アルカセルも医師からの了承を受け、招集リストに復帰した。一方で、フェルメーレンとデンベレは、リハビリを続けており、欠場となる。また、デウロフェウとデニス・スアレスは、監督判断でリスト外になった。

よって、バルサの招集メンバーは、下記の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、イニエスタ、スアレス、メッシ、コウチーニョ、パウリーニョ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ユムティティ、ジェリー・ミナ

一方のエスパニョールは、パブロ・ピアッティ、ホセ・マヌエル・フラド、ハビ・フエゴが招集リストに入るかが微妙な状態だが、試合当日まで、招集リストは発表されない予定だ。

 

監督視点

エルネスト・バルベルデ監督は、試合前日記者会見で、「私たちは、ホームで戦うというメリットがある。私たちのサポーターが結果をひっくり返すための後押しをしてくれることを願う」とサポーターへ応援を呼びかけた。また、試合については、「エスパニョールが攻撃を放棄するとは思わないが、だからといって最初から攻撃してくるとも思わない。彼らは勝っているからだ。エスパニョールは、良く整っていて、ポジショニングがうまく、チャンスを狙うチームだ」と分析した。

一方、エスパニョールのキケ・サンチェス・フローレス監督は、「1-0のリードは、大きなことをいう余地を私たちに与えてくれない。セルタ戦が良い例だ。私たちは最初からインテンシティを持って、試合をコントロールしようとしなければならないが、私たちが試合で決めるゴールは、二倍にカウントされることもわかっている」と話し、進出に関して「不可能だと思わない」とコメントしている。

チーム現況

第一レグでの敗戦は、バルサが29試合目後に今季、初めて喫した黒星だったが、その後、ベティスとのアウェー戦で、バルサは、5-0 と大勝を果たし、現在、リーガでは、次点に勝ち点 11点差をつけて、首位を維持している。 

一方のエスパニョールは、不安定なシーズンを過ごしている。シーズンを通して勝利に苦戦していたが、1月のアウェー戦2戦では、リーグ戦のマラガで0-1、国王杯のレバンテ戦では、0-2と続けて勝利をあげている。

両者の歴史

国王杯に関していえば、19回、バルセロナダービーは行われており、その内訳は、バルサの勝利がI13 回と有利だったが、もっとも最近の国王杯におけるダービー、第一レグで、バルサは、コルネジャのスタジアムで、僅差で負けを喫し、それまで29試合連続無敗だった記録を破ることになった。

1969/70年、エスパニョールは以前のサリアスタジアムで2-1と第一戦で勝った後、バルサは、3-1と第二戦で逆転している。2018年も同じ状況が起きることを期待しよう。

Força Barça
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