チャンピオンズリーグリーグフェーズ5節、スタンフォードブリッジで行われたチェルシーーFCバルセロナ戦は、クンデのオウンゴールが先制点になった後、前半44分にアラウホが退場処分となり、10人で戦う中、後半、エステバン、デラップに得点を許し、3-0と黒星を喫する結果になった。

この試合に勝って、順位表でベスト8入りを果たす。前回、クルブ・ブルッヘを前にドローを喫したハンジ・フリックの率いるチームにとって、2006年から勝利をあげていないスタンフォード・ブリッジで勝ち点3を上げることは、重大なミッションだ。この使命を果たすべく、ハンジ・フリックは、ジョアン・ガルシア、クンデ、アラウホ、クバルシ、バルデ、エリック・ガルシア、フレンキー・デ・ヨング、フェルミン、フェラン・トーレス、ラミン・ヤマル、ロベルト・レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。

ホームチーム、2回のゴール取り消し

前半4分にチェルシーが先制したかに思われたが、フォファナのハンドの判定によりゴールにならず、その後、6分にはフェラン・トーレスが絶好のチャンスを手にしたが、それをわずかに決めきれずにスコアは0-0の状態が続いた。前半13分にはラミン・ヤマルのセンタリングをフェルミンが受けるも、ファウルを受け、シュート体勢を整えられなかった。両者、ハイボルテージの試合が続くも、ポゼッションもほぼ互角な状態で、双方、試合のコントロールを握ることができないまま、試合は進んだ。前半22分には、エステバンのフリーキックを受けたチャロバーがシュートを決めるも、オフサイド判定で再び、ゴールが取り消され、これでホームチームは、2回、ゴールを取り消されることになった。

チェルシーの先制点

しかし、執拗にゴールチャンスを狙っていたチェルシーに先制点が訪れた。前半27分、ククレジャが右サイドから送ったスピーディなパスは、クンデの足にあたり、ジョアン・ガルシアのゴールに吸い込まれた。

アラウホの退場

僅差ながらリードされ、それを追う形になったバルサに更に逆風が吹いた。前半44分、ロナルド・アラウホが犯したファウルにこの日、2度目のイエローカードが出されたのだ。前半を1-0で折り返し、バルサは後半を10人で戦うことを余儀なくされた。

数的不利で戦うバルサは、後半からフェラン・トーレスに変えて、ラッシュフォードを投入し、エリック・ガルシアがアラウホのポジションに入った。

チェルシーの追加点

バルサの試練は続いた。後半4分にこの日、3度目のホームチームのゴール取り消しがあったが、後半10分にエステバンが放ったシュートは、ジョアン・ガルシアも主審も誰もが止めることはできなかった。チェルシーは、点差を広げ、スコアを2-0にした。

ハンジ・フリック監督は、後30分残った状態で、後半15分にダブルチェンジを行い、レバンドフスキとフェルミンに代えて、ハフィーニャとクリステンセンをピッチに送った。後半25分には、ネトがシュートもジョアン・ガルシアがクリアするも、次のゴールも、ホームチームから生まれた。後半30分、デラップがエンツォ・マレスカの率いるチームに3点目をマークした。後半35分にバルサは、バルデとラミンを休ませ、ダニ・オルモとジェラルド・マルティンをピッチに送った。時間は、刻々と過ぎていった。

アディショナルタイムにクリステンセンが古巣に一矢を報いようとしたが、スコアが変わることはなかった。バルサは、53試合連続得点の記録をスタンフォード・ブリッジで終えることになった。バルサは、鬼門を破ることができず、スタンフォード・ブリッジで散ったが、この日、スタジアムでサポーターは最後まで歌い、応援し続けていた。そのサポーターたちのためにも、チャンピオンズリーグの辛い夜を忘れて、チームは前を向き、前進し続ける。

 

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