ハフィーニャ 「再び、プレーできることがすでにスペシャルだ」
ハフィーニャは、チームの指針の一人だ。それは、ピッチ内外共にそうだ。全てのクレに喜びを与えるべく、バルサの '11' 番は、土曜日にアスレティック・クラブを前にほぼ2ヶ月間の負傷から戻ってきた。そして今回、チャンピオンズリーグに復帰する準備を整えている。この大会での彼の記録は、これ以上、超えられないほどのものだ。昨季のチャンピオンズリーグで彼は大会最多ゴールと最多アシストを決めているのだ。
復帰に満足
いうまでもなく、まだ彼に100%を望むことはできない。 「再び、プレーできることがすでに僕にとってスペシャルなことだ。僕はピッチ外で最もハードな2ヶ月を過ごした」とロンドンでの記者会見で明かした彼は、また、回復期間に犯した自身のミスについても告白した。「僕は2度、負傷の治りがけに同じ状態に陥ってしまった。その責任は自分にある。できるだけ早く戻ってきたかったんだ」
この火曜日、スタンフォード・ブリッジで彼が90分間、プレーすることは確実にないだろう。だが、だからといってチームを助けられるという期待感に変わりはない。「僕はチームを恋しく思っていたし、チームも僕に対して同じだった。僕はピッチで常に最大限を出す人間だし、ピッチにいる間にチームを助けられることを願っている。みんなが期待している自分に戻るために、試合勘を取り戻す必要がある」と語った。
ラミン・ヤマルとエステバンは、二人ともサッカーの将来を担う偉大な才能を持ったストライカーだと考えられているが、ハフィーニャ自身はどっちが優れた攻撃手だといった観点はなく、バルサの選手としてクラブが今季は、昨季、近づきながらも達成できなかった「チャンピオンズリーグをとる」ことを目標にしていることを思い出させるに止めた。
また、昨季のパフォーマンスを認められる個人に与えられる賞を手にできなかったことに失望したことも合わせて認めた。全くもってもっともだ。彼の昨季の数字は、それだけでその功績を語っているのだから。
「夢があった。それはバルサでプレーすることだった」
スタンフォードブリッジでの記者会見では、バルサと契約した夏にチェルシーに移籍する可能性があったことについて、何度も質問された。「僕はリーズでの最後の試合を戦った時から、バルサとチェルシーが関心を持ってくれていることを知っていたけれど、僕の頭の中には夢があった。それはバルサでプレーすることだった。2チームとも偉大なクラブだが、僕はそれ以外のオファーには目をつぶった」と断言した。そんな彼をどうして愛さないでいられよう。
ハフィーニャは、スタンフォードブリッジでゴールを決めたこともあり、自身が好きなスタジアムだと話した。リーズの選手として2021年にゴールを決めたのだ。火曜日は、再び、ゴールを祝うのにふさわしい日のようだ。そしてそれがバルサに一勝をもたらすかもしれない。