ハンジ･フリック - シャビ・アロンソ、エル・クラシコの初対決
ハンジ･フリックvsシャビ・アロンソ、エル・クラシコ史における新たな監督の対決だ。この日曜日10月26日の現地時間16時15分から、FCバルセロナはサンティアゴ・ベルナベウにて、ブンデスリーガで成功した過去のあるバスク人監督を前に、勝ち点３に挑む。両者ともバイエルンという共通項がある。
今のところ、両監督ともリーガ10節のこのクラシコ前に顔合わせをすることはない。フリックが前節の勝利をあげたジローナ戦でイエローカードを2枚受けて、退場になったためだ。両者が試合で握手できるかどうかは、クラブがクラブが課した制裁に対する控訴についてのTADの決定を待っている状況だ。
ブンデスリーガの勝者であり...
リーガ10節のマドリードーバルサ戦に関して、シャビとフリックには共通項がある。監督として、マイスターシャーレを持ち上げ、ビールを浴びた経験があることだ。最初にその経験を手にしたのは、バルサの監督であり、バイエルン・ミュンヘンを率いて 2019/20 年、 2020/21年に優勝した。その栄誉は、現在、レアル・マドリードの監督も2022/23 年にレアル・ソシエダBを率いた後の2024/25年にバイエルン・レバークーゼンで達成した。
面白いデータとして、ヨシプ・スタニシッチは、ハンジ・フリックが率いるチームで最初のブンデスリーガを手にし、その後、シャビの率いるチームで制覇している。
... バイエルン・ミュンヘンでの過去がある
もう一つ、クラシコの監督の双方を結びつけるのは、バイエルン・ミュンヘンだ。ドイツ人監督はチームを率いて、バスク人監督はそこでプレーしたことがあるからだ。それは現在、FCバルセロナの監督がドイツのチームの強化エリアにやってくる前だった。ミュンヘンの選手として、レアル・マドリードの監督はプレーした3年間で優勝を手にしている。
シャビ・アロンソは選手として、 2014/15 年と 2015/16年にグアルディオラの指揮下、そしてその後は、フリックが過去に4回、エル・クラシコで負かしたアンチェロティの指揮下で、プレーしている。最後のシーズンは、現在、バルサにいるロベルト・レバンドフスキ、ティアゴ・アルカンタラとロッカーを分け合っている。ポーランド人選手に関しては、バイエルンでの3シーズン、共に過ごしている。
リーガでの顔合わせ
その二人が、来るべきクラシコで顔を合わせることになる。シャビ・アロンソは、数多くのエル・クラシコを過ごしてきた経験があるが、すべてピッチ上で選手としてだ。今回、カルロ・アンチェロッティの後任として初めて手綱を率いることになる。 2025/26年のリーガでは8勝1敗の成績で首位を奪回しようとするハンジ・フリックに対峙する。
容易ではないが、過去のデータは楽観を呼び込むものだ。これまで国内リーグで、レアル・マドリードが監督を変えて初めて試合に臨んだケースの9回中7回はバルサが勝っているからだ。また、フリックは全大会においてクラシコを率いた4試合で全勝している。
これまでの4戦4勝をサンティアゴ・ベルナベウで五戦五勝に変えるべく、ハンジ・フリックは試合に臨む。その場合、その記録はジョセップ・グアルディオラが 2008 年から 2010年にかけて刻んだものと並ぶことになる。