リーガ17節に相当するビジャレアル- FCバルセロナ戦  はマイアミのハードロックスタジアムで行われることになる。試合は、クリスマス休暇に入る前節の12月21日に予定されている。よってハンジ・フリックが率いる2025年のバルサの最終戦となる。

マイアミでバルサ4試合

よって、バルサは、マイアミで初めての公式戦を戦うことになる。2025年の締めくくりとなる試合に、バルサはハードロックスタジアムまで遠征し、リーガ17節を行なう。これまで、バルサは、4試合の親善試合を行なっている。その前試合は、プレシーズンツアーにシーズンが始まる前に行なったものだった。

最後にFCバルセロナがフロリダに訪れたのは、2022年のプレシーズンまで遡る必要がある。チェイス・スタジアムでインテル・マイアミと行なった親善試合は、チャビが当時、チームを率いており、オーバメヤン、ハフィーニャ、アンス・ファティ、ガビ、メンディス、デンベレがゴールを決めて、 0-6で試合を制したのだった。

また、それはFCバルセロナと共にハフィーニャがデビューした試合となった。 2022年7月20日にバルサのユニフォームをもにつけたブラジル人選手の歴史は始まったのだ。それから3年、ポルト・アレグレ出身の選手は、現在のバルサにおけるもっとも大事な選手の一人となっている。  

良い思い出のあるハードロックスタジアム・・・

これは、バルサがマイアミで記録した最初の勝利だったが、その後も2試合が行われ、そのすべての共通項は、ハードロックスタジアムで行われたことだった。スタジアムは、FCバルセロナがアメリカ合衆国で行なった試合で最も観客を動員した試合も行われた。それは2017年のエル・クラシコだった。初めて、バルサーレアル・マドリード戦が、アメリカ合衆国の地で行われ、それもその記念すべきゲームをバルサは 2-3で制したのだった。 

試合のゴールを決めたのは、 2017年7月29日、メッシ、ラキティッチ、ピケであり、この唯一無二の経験を手にした66.014人もの観客を興奮させた。 それから2年後、エルネスト・バルベルデが率いていたFCバルセロナは ナポリを前に勝利をあげた。 2019年8月8日にイタリアのチームを前に、セルヒオ・ブスケッツとイバン・ラキティッチが勝利をもたらすゴールを決めたのだった。

...だが、 よくなかったスタート

とはいえ、FCバルセロナのマイアミ、そしてハードロック・スタジアムでの試合の歴史は、決して順調なスタートとはならなかった。2011年8月4日、バルセロナはアメリカ本土でのデビュー戦で、チバス・グアダラハラに1-4で敗れた。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームは、何もすることができず、ダビド・ビジャのゴールがエピソードとして残ったものの、名高いメキシコの勢いに抗うことはできなかった。

マイアミ、そしてハードロックスタジアムで、FCバルセロナの5回目の試合が行われる日は間近だ。そしてその試合は公式戦となる。

Força Barça