ラミン・ヤマル、コパ・トロフィー連覇
変わらなかった。2年間連続だ。ラミン・ヤマルは、世界中の21歳以下の選手の中で最優秀選手に与えられるコパ・トロフィーを受賞した。パリのシャトレ座で行われた69回目のバロンドールは、歴史になった。フランスフットボールの創設以来、ラミンは、連続でこの賞を受賞した初めての選手となった。
2018年以来、男子カテゴリーに与えられてきたコパ・トロフィーは、常に一人の選手に与えられてきた。ラミン・ヤマルが現れるまでは。今年の7月に18歳になったバルサの10番は、世界のサッカーシーンのパノラマにおける指針となり、最年少記録破りのエキスパートと化したのだ。
バルサの覇権
ロカフォンダ出身の選手は、自身の記録を引き継ぐことになったが、それはさらにバルサの覇権を長引かせる結果となった。これで、この賞が与えられるのは、7回目になるが、過去の受賞者を振り返った時、バルサは4回、それを制しているのだ。ペドリ (2021)、 ガビ (2022) 、そしてラミン・ヤマル (2024) が受賞しただけでなく、2年連続で、パウ・クバルシもノミネートされたのだ。また、今年初めて創設された女子カテゴリーも、勝者はバルサの選手、ビッキー・ロペスが手にしたのだ。
驚異的な2024/25年
FCバルセロナの10番が、驚異的なシーズンを過ごしたことが、今回、再び、表彰台の最も高い位置へと導いた。ラ・マシア出身の若き選手は、ハンジ・フリックの指揮下、55試合に出場し、18ゴール21アシストで貢献した。つまり、リーガ、国王杯、スーパー杯の国内三冠の鍵になったと言える。また、ネーションズリーグの決勝にたどり着いたスペイン代表でも、重要な役割を果たした。
個人レベルでもラミン・ヤマルは数々の賞を受賞した。中で最も際立っているのは、このコパトロフィー、そしてゴールデンボーイ、また、ロウレウス世界スポーツ賞などがある。また、 FIFAの理想イレブンにも選ばれている。一言でいえば、彼が受賞した全てをここに記すのは、難しい。そして、彼はまだたったの18歳なのだ。
