FC バルセロナ、ダブルゴール祭り
バルサはダブルゴールマシンと化している。最近では、日曜日のヘタフェ戦（3-0）で、フェラン・トーレスがダブルゴールを決めたばかりだ。これによって、バルサは５回のダブルゴール、それも全部、それぞれ異なる選手が決めたことになる。ヨーロッパの五大リーグで今季、この記録に並ぶところはない。
バレンシア戦で3人
また、今回の前に、ヨハン・クライフスタジアムを訪れたバレンシア戦で、バルサは今季、最高のパフォーマンスをみせ、スコアもそれを示すように、 6-0での勝利となった。アタッキングサッカーを地でいったこの試合は、3人にそれぞれ、スポットライトが当たった。フェルミン・ロペス、ハフィーニャ、そしてロベルト・レバンドフスキが、それぞれ、２回ずつ、ゴールネットを揺らしたのだ。
ニューカッスルではラッシュフォード
マークス・ラッシュフォード もすぐにそれに続いた。そのバレンシア戦から4日後に行われたセントジェームズパークでのチャンピオンズリーグデビュー戦で、バルサのユニフォームを身につけて、イングランド出身の選手は、スタメン出場を果たし、その期待に答えて、初めてのビッグナイトを過ごし、ニューカッスルを前に2得点をマークしてみせたのだ。
フェラン対ヘタフェ
そして “シャーク” 自身、フェラン・トーレスほど、チームの飢餓感を熟知しているものはいない。バレンシア戦でもそのパフォーマンスは精彩を放ったが、その際はゴールを決めることはなかった。ニューカッスルでは後半からの途中出場だった。しかし、今回はダブルゴールを決めた。ダニ・オルモが送ったバックヒールパスでのアシストで1点、もう一点はハフィーニャからのアシストを受けて、それをゴールに変えたのだった。
クロスバーにヒットし、ハットトリックは阻止されたものの、フェランは、今季のゴール数を4に伸ばした。そして、バルサのダブルゴールを決めた回数は、今季、５回目となった。それはヨーロッパ5大リーグのどこも達成していない数字だ。一番近いのがフランクフルト、ユベントス、バイエルン・ミュンヘンであり、４回を数えている。