ハンジ・フリック「チームのメンタリティは素晴らしい」
バルサは、ハンジ・フリックと共に今季、4回プレーしたクラシコの4試合すべてを制した。リーガにバルサは王手をかけた。モンジュイックで行われた死闘を 4-3 で制した今、残り勝ち点9点となった時点で、バルサはレアル・マドリードとの勝ち点差を7点に伸ばした。
バルサの監督は、「チームのメンタリティは素晴らしい。ミランでの黒星の後、0-2のビハインドから逆転する力があった」と話した。今シーズンについて、リーガはほぼ手に入れたが、「常に目標のあるチーム、それもバルサのようなクラブ以上の存在のチームは、常にタイトルを制覇しなければならない。仕事はまだ、終わっていない。私たちは守備においてもっと安定させなければならないが、このように3日ごとに試合がある状態で、練習するのは非常に難しい」と打ち明けた。
まだ、チャンピオンと見ていないが、達成への完璧な自信
改良点があるとはいえ、フリックは、ポジティブな面を強調した。「私たちは勝利を祝わなければならない。私はクラブのために、そしてサポーターのためにとても満足している。雰囲気は最高だったし、それにとても感謝している」後勝ち点９点しか残っていない状態で、勝ち点７点差がある状態でも、 ドイツ人監督は、まだチャンピオンだとは見ていない。「何が起こるかわからない。私たちは良いポジションにいるが、まだ後勝ち点３点が必要だ。それをできるだけ早く手にすることを考える。毎試合がハードだが、私たちにはクオリティがある。達成できると信じている」と明言した。
クラシコを振り返って、最後の数分は、「とても強いエモーションが交差した。ゴールが取り消され、ペナルティがあり・・・最後には4-3となったが、勝ち点３には十分だし、それが私たちが望んだものだ」と話した。バルサの試合は、見る側にはとても楽しいものだが、フリックにとっては「いつもそうではない。なぜなら苦しむからだ。サッカーはミスのあるスポーツであり、私たちはミスを減らさなければならない」。しかし、間違いではないのは、順位表だ。バルサは首位で、リーガ制覇は間近に迫っている。