21 回クリーンシート

ジローナを前に Spotify カンプノウで 0-0で終えた試合は、勝ち点３を手にするには至らなかったものの、レアル・マドリードとの勝ち点差を13に伸ばす結果となった。バルサは、27回目のリーグ優勝に向けて、邁進している。

この結果は、再び、バルサの堅守を証明する形となった。28試合をここまで終え、失点数はわずかに９だ。現在、スペイン、そしてヨーロッパでの記録に向けて進んでいる。

たったの9失点

バルサは、今大会で最高の守備をみせている。次戦は、24失点のレアル・マドリードについで、失点20点のアトレティコ・デ・マドリードが対戦相手となる。ヨーロッパのビッグリーグの中では、アトレティコ・デ・マドリードと並ぶのは、ラッツィオだけであり、20失点以下のチームは、他にない。それがバルサの記録の凄さを物語っている。

現在まで、バルサの最高記録は、 1968/69 年にサルバドール・アルティガスが手にした30試合18失点だった。また2010/11 年と 2014/15年に38試合を終えたビクトル・バルデスとクラウディオ・ブラボがそれぞれ、21失点の記録を手にしている (その両年ともバルサはリーグ優勝を果たした。テア・シュテーゲンは、歴史を通して、新たな記録を樹立しようとしているのだ。

追うのはチェルシー

今世紀最大の欧州の記録は、ジョゼ・モウリーニョが率いていた時代のチェルシーが手にしている。2004/05 年に15失点で、勝ち点12点差をつけてプレミアムリーグを制覇した年だ。現時点で、バルサは、この偉大なる歴史をひっくり返す可能性を手にしている。

後2回で記録へ

テア・シュテーゲンは、 2022/23年に21回のクリーンシートを達成している。この記録はすでにクラブ史上上位から2番目に位置するものだ。後、2回、無失点試合を行えば、 2014/15年のクラウティオ・ブラボの記録に追いつく形だ。

チェルシーがトップ

ペトル・チェフ はチェルシーがタイトルを獲得したシーズン、38試合中25失点で、欧州五大リーグ中の最高記録を保持している。テア・シュテーゲンがその記録を破るまで、後、4試合だ。