FC バルセロナ - エスパニョール: チャビ初陣スペシャルダービー

FC バルセロナ - エスパニョール: チャビ初陣スペシャルダービー

バルサは、代表選でリーガが中断された後、新監督を迎えた初試合を勝利で飾ることを目指す

ダービー戦は常にスペシャルだ。だが、その試合が、チャビのカンプノウ復帰であり、それも監督としての初陣であれば、その特別感はなおさら強くなる。バルサは、リーガ14節に相当する試合エスパニョールをホームに迎える。ホームで行われる最高に要求度の高い試合が、観客の目の前で行なわれる。

チャビの率いるチームは、リーガでの流れを変えることを余儀なくされている。それもサポーターの前で行なうことはプラスのモチベーションとなる。バルサは再び、勝ち点3を積み上げていく流れを手にしたいと考えている。なぜなら、カンプノウでの勝ち点3は10月17日のバレンシア戦以降、手にしていないからだ。また、エスパニョールを前に22試合連続での無連敗記録の延長も目指す。ここまでの内訳は17勝5分だ。

対戦相手

監督: ビセンテ・モレノ バルサを前に二試合、マジョルカの監督として対戦したことがあり、いずれも勝てずにいる。

得点選手: ラウル・デ・トマス ここまで7得点を決めたおり、リーガにおける得点ランキング3位で、ルイス・スアレス、ビニシウスと並び、ベンゼマ(10)に次いでいる。エスパニョールのストライカーは、現在、最も調子の良い選手の一人であり、リーガで5試合連続でゴールを決めており、21世紀になってからエスパニョールで6試合連続得点を決める初の選手になる可能性を秘めている。

順位表: エスパニョールは、勝ち点17点でバルサと並んでおり、現在、11位についている。その内訳は、4勝5分3敗だ。

監督同士の恒例行事

今週の金曜日、カンプノウにて監督同士の恒例行事が行われた。チャビとビセンテ・モレノは、初めてダービー戦で顔を合わすことになり、共に各チームのユニフォームを手に、写真撮影を行なった。その後、チャビは、就任後初の試合前日記者会見に臨んだ。


興味深いことに、チャビは、ヨハン・クライフが1988年に行なったのと同じ形で、バルサのベンチデビューを果たすことになる。その際、バルサは、ホームでエスパニョールを2-0 で制した。とはいえ、バルサーエスパニョール戦は、チャビにとって目新しいものではない。なんと言っても、チャビは36試合のダービー戦を経験している最多ダービー戦出場選手なのだ。

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チャビ 「練習でここまで見てきたものがとても気に入っている」

試合前日記者会見で、チャビはエスパニョールを前にしたダービー戦への感触を語った。チャビは、「僕らは一丸となっている一つのファミリーだし、それが大事だ」と楽観的に話し、また、向上したいというチームの姿勢にとても満足しており、チームは状況をひっくり返す力があると伝えた。

このダービー戦に向けて、「僕らは、気持ちをコントロールしなければならない。なぜなら、ダービー戦であり、僕らはミスすることができないのだから。高いテンションや神経戦があるだろうが、僕は自分の選手たちを信じている。インテンシティもあり、非常にリズムも良いし、練習で見たことにすごく期待している」と話した。

 

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