近年で最も互角なクラシコ

近年で最も互角なクラシコ

最近、20年において、バルサとマドリードが最も順位表の近い状態で迎えるクラシコとなる

サッカー界は、新たなエル・クラシコに向けて、カウントダウンを始めた。今回は、FCバルセロナがベルナベウを尋ねることになる。ベルナベウでは、この大会において、バルサは4年前から、苦しい思いをしていない。リーガ26節にあたるこの試合で、キケ・セティエンとジダンの率いるチームは、今週末の日曜日、21時から、近年一番の互角な状態でクラシコを迎えることになる。26節のリーガ、キケ・セティエンとジダンの率いるチームは、過去にない互角な状況で、今週の日曜、現地時間21時から対戦する。

少なくとも、最も互角だと順位表が示している。バルサは、エイバルの前に勝利 (5-0)をあげ、マドリードはレバンテを前に黒星を喫した (1-0)ため、現在、バルサが首位を走っているが、2位につくマドリードとの勝ち点差は、わずか、2点だ。

2015年以来、統計データによれば、リーガ後期戦でのクラシコで、ここまで両者の順位が近かったことはない。3月22日にカンプノウで行われたクラシコでは、バルサはマドリードと1点差で首位での対戦となった。その際、バルサは、マテューとスアレスのゴールのおかげで、2-1と試合を制して、勝ち点差 を4点にのばした。ルイス・エンリケの率いるチームは、最終的にその年、リーグ優勝し、また、国王杯、チャンピオンズリーグも制覇したのだった。

ここまで、互角のクラシコは、さらに2010年まで遡る必要がある。2010年の4月にバルサとマドリードがベルナベウで勝ち点を同じくして戦った時だ。その試合は、結局、バルサがメッシとペドロのゴールのおかげで、 0-2 で勝利をあげ、リーグ優勝にそのまま、繋げる結果となったのだった。

楽観を呼び込むデータ

その前となると、さらに2000年まで、つまり、20年前まで遡らなければならない。その際は、バルサに幸運の女神は微笑まず、当時、マドリードより勝ち点1点を上回って迎えたその試合は、マドリードが先制し、最終的にはマドリードが試合を制した (3-0)形となった。とはいえ、このクラシコのあった年、リーグ優勝をおさめたのは、デポルティーボだった。 

これらのデータは、興味深い結論へと導く。この17回ものクラシコで、マドリードは、リーガ後半期、バルサを常に順位表で下回って迎えた場合、決してリーグ優勝を果たしたことがないのだ。そして、最近の8シーズンのうち、7回は、バルサがリーグタイトルを持ち上げている。果たして、今回もこのデータが繰り返されるだろうか?

Força Barça
Força Barça

関連 関連コンテンツ

記事を閉じる

関連 関連コンテンツ