マッチプレビュー：シーズンの勝負どころがスタート
シーズンの決定的な場面が始まる。バルサは8日間で3試合を戦う連戦の最初で良い戦いをするべくカンプ・ノウでエイバルを迎え討つ。国内リーグの対戦のあと、キケ・セティエン監督のチームはチャンピオンズリーグ、ベスト16の第1戦でナポリと対戦、続いて日曜日にはベルナベウでのレアル・マドリード戦が控えている。欧州大会で絵スタディオ・サン・パオロへ足を踏み入れる前に、リーガで勝ち点52で2位のバルサは対バルサ戦未勝利のエイバル相手にリーガ4連勝を狙う。
対戦相手
ホセ・ルイス・メンディリバル監督が率いるバスク州のチームは勝ち点24の16位でカンプ・ノウへ乗り込んで来る。現在降格圏にいるマジョルカが21ポイントのため危険ゾーンから差をつける必要性がある。エイバルはリーガ20節にアトレティコ・マドリードに勝利（2-0）して以降、2分け1敗。ここまで最後の試合ではアラベスとのアウェー試合に2-1で敗れている。
奇しくもエイバルはレアル・ソシエダとともに先週末の主役になった。両チームは24節、イプルーアで対戦する予定だったが当地の大気汚染の問題で延期になった。
メンディリバル監督のチームはリーガ10番目に失点が少ないチーム。32失点はバルサ（29失点、リーガ7位）より3点少ないだけとなっている。攻撃面ではここまで22得点。チームの得点源はチリ人サイドアタッカー、ファビアン・オレジャーナの6点となっている。
最近の対戦実績
バルサとエイバルがこれまで最後に戦ったのは昨年10月19日のリーガ9節。このときロス・アスルグラナスはアントワーヌ・グリーズマン（13分）、レオ・メッシ（58分）、ルイス・スアレス（66分）のゴールで0-3とアウェーで勝利を飾っている。この勝利はここまで両チームの対でバルサの10勝となった。全11試合で引き分けたのは1度だけ。これは昨年5月19日のこと（2-2）で、バルサはエイバルを相手に敗戦を経験していない。
注目データ
- カンプ・ノウでのエイバル戦（5試合）でバルサは、少なくとも毎回、3得点をマークしている（合計19得点）
- メンディリバル監督率いるチームとメッシの対戦は得点の象徴。アルゼンチン人選手はこれまで合計で25点を稼いでいる
- アルゼンチン人クラックとエイバルとのデータは圧巻。1試合平均得点は最も高く1,6点（10試合で16点）
招集メンバー
この試合に向けてキケ・セティエン監督は18選手を招集した。ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレ、ジョルディ・アルバが怪我でメンバー落ち。マルティン・ブライトバイテがバルサ選手として初招集されている。またバルサBからはアキエメがメンバーに加わっている。
