壮大な試合があり、気が違うような試合があり、逆転が不可能な試合があり、そしてタイトルを決定する試合がある。だが、今週末のクラシコには、その全てが含まれている。この試合は、バルセロニズム全体に集団記憶として永遠に刻まれる非常にわずかな機会の一つになるかもしれない。

褒賞はタイトル

FCバルセロナは、レアル・マドリードを前にワンチャンスを手にしている。ファンと共に、ホームで永遠の宿敵を前に二度と繰り返されることがないかもしれない夜を迎えること、125年の歴史において、バルサがかつて手にしたことのない、レアル・マドリードを前に実質のリーグ優勝を決めるという可能性を握っているのだ。この事実が、試合を単なる試合以上のものにしている。リーガは、だいぶ前からバルセロナが独走体制に入り、残りの結果次第となっていた。今回は、バルサはその機会を、伝説となる可能性のある夜を前にチームを後押しする準備ができているスタンドと共に、サポーターの目の前で制する機会を手にしているのだ。

試合のバックグラウンドにあるのは、ボール以上のものだ。新たなクラシコが、Spotifyの手により、サッカー、音楽、文化の祭典となる。今回は、オリビア・ロドリゴがバルサのユニフォームの主役となり、このコラボは、最近のバルサのビッグマッチにおけるアイデンティティを形作っている。

最近のクラシコデータ

過去のデータもこのクラシコを持ち上げている。最も最近行われたスーパー杯の決勝では、バルサが勝利をあげたが、リーガを振り返れば、今季の前期にベルナベウで行われた試合は、現在の状況と全く異なるものだった。あの時のバルサは多くの欠場選手を抱え、ここ数ヶ月にみせてきた堅守とはほど遠い状況にあった。

久々のホームゲーム

しかし、現在、ハンジ・フリックのチームは、この大会を制するチャンスを試合前に手にしている。この試合に向けてのもう一つのエモーションは、エル・クラシコが Spotifyカンプノウに戻ってきたということだ。最後にリーガにおけるバルサ対マドリードの試合がホームスタジアムで行われてから、実に 1.148日ぶりのことだ。その時から、記憶にのこるクラシコー昨季の4-3の試合のようにーは、バルセロナから離れたところで行われてきたが、今回、この試合が、いつも通りの舞台に戻ってくるのだ。 

16回の逆転

リーガのこれまでの足跡がまた、この瞬間の価値を説明している。バルサは、まだ、4節を残しながら、後、勝ち点1を手にすれば、チャンピオンになれると知った状態で、今回のクラシコを迎えているが、この道に辿り着くまでは、多くの逆転やレジリエンスが試されてきた。バルサは、最初の数節を首位としてリードしたが、その後、マドリードがバルサに勝ち点5点差までつけてリードした状況があった。バルサはリアクションを起こし、首位を奪回し、再び、失い、現在の勝ち点差をつけるところまで、再建したのだ。5点差でリードされている状態から、現在の最も大きな差をつけるまで、チームは完全に状況をひっくり返し、勝ち点11点差までたどりつける現在の状況、タイトルを制する扉を開く目前までやってきたのだ。

欠場選手がいても相変わらず危険なマドリード

一方のマドリードは、前節にバルサのセレブレーションを延期させるのに役立ったエスパニョール戦での勝利を手にしてから、クラシコを迎える。レアル・マドリードは、カルバハル、メンディ、ミリタオ、アルダ・ギュレル、ロドリゴ、バルベルデといった重要な選手が欠場する状態でやってくるが、一方、フィジカルの問題を抱えていたエムバペは、最近、グループ練習に参加しているとはいえ、微妙な状況にある。マドリード側は、タイトルの可能性は、この日曜日にバルサのセレブレーションを阻むことにあると理解している。だからこそ、試合のテンションがあがり、クラシコの偉大さがクローズアップされるのだ。バルサは、この試合を歴史に残る祭典にすることを目指し、マドリードは全力でそれを阻むのだ。

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