ジョアン・ガルシア はクレだ。FCバルセロナ は、今季、その見事なセービングでチームの残留の鍵となり、リーガで今季、素晴らしい活躍をみせた選手をチームに迎え入れることになった。この数ヶ月、その名前は、自身が成し遂げた活躍により、あらゆる人々の口に登っているが、それでも多くの人々にとっては、まだ未知の選手だろう。よって、このバルサの新たな補強選手について知っておきたい10のことを振り返ろう。

1 - サジェン、サッカー選手の土地

バジェス地方の人口７千人の町、サジェン・ダ・ジョブレガット は何か特別なものがある土地に違いない。この新たなプロサッカー選手の出身地から、ガブリ・ガルシア（バルサと共に180試合出場）、アイトル・ルイバル（現在、ベティスに所属）、エドガル・ゴンサレス（アルメリア所属）などを輩出している。

2 - 兄の影響でキーパーに

地元の町で友人と共に4歳の時からプレーし始めたが、最初はフィールドプレーヤーだった。キーパーを務めていた兄のようになりたくて、５、６歳の頃からキーパーグローブをはめて・・・現在まで至る。

3 - サジェン-マンレサ-ダムン-エスパニョール

サジェンからマンレサへ、そこからダムンにアレビンカテゴリーで獲得され、15歳でエスパニョールにやってきた。 2021年12月12日 にエスパニョールと共にトップチームデビューをソラレスのピッチにて、国王杯で果たし (2-3)、その次の1月にはリーガで、エルチェを前にデビューした。その後、2部降格が決まっていた最終節でもピッチに立ち、2部で爆発し、1部に復帰し、そこでポジションを固めた。 

4 - スペクタクルなラストシーズン

スペインリーグで最も多くのセービングを行なったゴールキーパー（146回）、ビッグリーグ全体では、2番目であり、彼を超えるのはブレントフォードで153回止めた マルク・フレッケンのみだ。

5 - ラストシーズンの最優秀GK

また、リーガで最も多くのゴールを防いだキーパーでもある。統計データによれば、 58.59 ゴールを決められるところが、実際には 50 ゴールの失点に終わり、つまり、 8.59 ゴールを防いだ計算となった。

6 - データは語る

一方、セーブ率はリーガ全体で3番目に高い73.71%を記録した。わずか21試合しか出場していないウナイ・シモン（77.42%）や、サモラのジャン・オブラク（74.14%）を上回る結果となった。また、マジョルカのムリキとベティスのアブデから受けた6本のPKのうち2本をセーブした。

7 - バルサとエスパニョールに在籍した９人目のGK

また、ジョアン・ガルシアは、エスパニョールとバルセロナの両方で経験を積んだ9人目のゴールキーパーとなる。最初に両チームに在籍したゴールキーパーは、1900年代初頭のロマ・ソラで、最も最近では、2014年までバルセロナに所属し、2020年から2022年までエスパニョールでプレーしたオイエル・オラサバルだった。それを次ぐのがジョアン・ガルシアとなる。

8 - 最近20年で最初のジョアン

彼は、バルサでデビューする33人目のジョアンとなる。同じくもとエスパニョールであり、2004/25シーズンにバルサ・アトレティックで2試合に出場したバルサの選手、ジョアン・ベルドゥ以来のジョアンのバルサデビューとなる。

9 - 代表ユースカテゴリー、オリンピック金メダル

まだ、スペインA代表デビューは果たしていないが、数々のユース代表レベルでプレーしてきた彼は、エスパニョールと共に1部に昇格した後、パリ五輪で金メダルを獲得した。

10 - バルサのロッカールームの知り合い

オリンピック代表と共に過ごしたメンバーが、バルサにいる。クバルシ、フェルミン、エリック・ガルシアだ。エリック・ガルシアとは、カタルーニャ選抜のコスタリカ戦でも共にプレーしており、パウ・ビクトルもいたため、ジョアン・ガルシアは、バルサのロッカールームに知った顔があることになる。

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