バルサはリーガチャンピオンだ。そして、ハンジ・フリックは、バルサに就任して一年目でそれを達成した。スーパー杯、国王杯を制覇した後、記者会見で「最も正当なタイトル」と表現したリーグ優勝を手に、国内三冠でシーズンを締めくくることになる。

バルサファミリー

コルネリャで0-2の勝利をあげた後、チャンピオンとなったバルサの監督は、シーズンを振り返った。フリックは、「私たちが築き上げたファミリーこそが、私たちの特徴」だと強調。「全員が情熱を持って取り組み、各自の重要性を理解している。これが、私たちの目標を達成する上での大きな助けとなった。」と語った。

更に「ロッカールームの雰囲気は、今まで経験したことがない。全員が互いを気遣いあう様子は他に類を見ない」と話した。チャンピオンとなった今、監督は「祝うべき時だ。エスパニョールのファンに敬意を表したかったので、（ピッチではなく）ロッカールームで祝ったし、そうあるべきだと思う。明日はパレードがあるが、私は一歩下がっているだろう。人々が幸せそうに笑っているのを見るだけで、私は幸せだ。誰もがパレードを楽めるように願っている。私にとっては、初めてだが、ドイツ代表でもやったことがあるし、本当に楽しみにしている」とコメントした。

ミニャロ医師への想い

ハンジ・フリックは、このリーガを個人の名前で捉えることを望まなかった。自分のリーガでもラミン・ヤマルのリーガでもなく、「一つのチームだ。私たちは非常にハードに取り組み、誰もが自分の手にしているものの最善を尽くした」と話し、また、カルラス・ミニャロ医師への言葉も忘れなかった。「上から私たちを見ていて、私たちをとても誇りに思っていてくれると確信している。私たちは忘れない。私たちのチームの大事な部分であり、常に私たちの心に彼はいる」と振り返った。

Força Barça