バルサ - ボルシア・ドルトムント: 大きな第一歩(4-0)

バルサ - ボルシア・ドルトムント: 大きな第一歩(4-0)

ハンジ・フリックの率いるチームは、ホームで圧勝(4-0)し、ドイツでの第二レグに向けて大きな第一歩を踏み出した

リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ボルシア・ドルトムントを前にした第一レグは、ハフィーニャ、レバンドフスキ(2)、ラミン・ヤマルが4得点を決めて圧勝し、最高の形で第二レグを迎えることになった。

準決勝に進むための歴史を作る序幕戦、ホームで行われたドルトムントとの死闘に、ハンジ・フリックは、シュチェスニー、クンデ、クバルシ、イニゴ、バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ペドリ、フェルミン、ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、レバンドフスキのイレブンを送った。試合が始まるやいなや、バルサは強いプレスをかけ、ハイスピードで攻撃をかけた。前半4分、5分と続けてラミン・ヤマルがシュートを放ち、前半7分にはハフィーニャのアシストを受けたレバンドフスキが正面からシュートを放ち、枠をとらえるも、コベルがクリア。誰もが期待した通りのテンションの高い試合が展開された。前半20分を過ぎて、バルサはドルトムントに1回のシュートも許さず、圧倒的な支配力をみせるも、スコアレスドローのまま、ゲームは続いた。

最多得点王の実力

試合をコントロールしていたバルサの先制点は、前半29分に生まれた。フェルミンの足から放たれたセンタリングをは、ゴール正面にいたクバルシに渡った。クバルシのシュートは、ゴール枠をとらえたが、そのボールをゴールラインでハフィーニャが押し込んだ。ハフィーニャがオフサイドポジションにいなかったのかのVARチェックが入ったが、その結果、ゴールは認められ、ハフィーニャは今大会での12ゴール目を決め、得点王の記録をさらに伸ばした。前半終了間際にギラシがようやくシュートを打ったものの、ゴールネットを揺らすには至らず、僅差でハーフタイムを迎えることになった。

そしてゴールフェスティバル

前半が終わった時点で、後半がここまでのゴールフェスティバルになるとは、対戦相手のボルシア・ドルトムントも思っていなかったことだろう。後半が始まってわずか3分、バルサはスコアを2-0にしていた。これまで、ボルシア・ドルトムントを前に、バルサのユニフォームを身につけて得点したことがなかったレバンドフスキが、最高のタイミングでゴールを決めた。ハフィーニャのアシストを受けて、レバンドフスキのヘディングが炸裂した。しかし、バルサのストライカーは、せっかくのこの記念すべき試合にさらに彩りを加えた。ラミン・ヤマルがスペースに送ったアシストを受けて、後半22分に再び、追加点をマークした。後半29分、フェルミンに変わってガビがピッチに立った。

後半32分、レバンドフスキがボールを奪い、カウンターアタックから始まったプレーは、ハフィーニャがこの日、送った二度目のアシストに繋がり、それを受けたラミン・ヤマルがコベルと1対1になり、試合の4点目を決めた。後半40分、そのラミン・ヤマルはベンチに退き、アンス・ファティがピッチに入った。だが、スコアがこれ以上、変わることはなかった。また、変わる必要もなかった。失点せずに4-0を手に、バルサはドイツでの第二レグに向かうことになる。バルサは準決勝に向かって、大きな第一歩を踏み出した。

 

Força Barça
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