FC バルセロナ - グラナダ: ステップアップの好機

FC バルセロナ は、リーガでの最近の試合で示しているとおり、上昇気流に乗り続けていくことに挑む。チャビ・エルナンデスの率いるチームは、国内大会で、現在、最下位から二番目のポジションにいるグラナダを制し、３連勝目を目指す。試合は、日曜日にリュイス・コンパニスオリンピックスタジアムで現地時間21時から行われる。バルサにとっては、勝ち点３を手にし、首位を追い続けるための大事な試合だ。レアル・マドリードがジローナとの試合で勝利をあげたことで、首位との距離を縮めることはできなくなったが、その一方で、二位を手にすることで、来季のスペインスーパー杯出場に直接、アクセスする道が開かれている。

ロス・カルメネスからの試合以来のホームでのゲームとなるが、バルサはグラナダで2-2と引き分けて勝ち点を落としている。その際、グラナダは、前半を現在はバイエルンに移籍したブライアン・サラゴサのゴールで 2-0 で折り返す活躍をみせたが、バルサはその後、ドローにまで持っていき、最後の瞬間に勝利弾を決める寸前だったが、そこで決めたフェルナンド・トーレスのゴールは、オフサイドと判定され、涙を飲んでドローに終わったのだった。

勝ち点を必要としているグラナダ

現在、最下位から二番目のポジションにいるアンダルシアのチームは、降格を避けるために、なんとしても勝利を必要としている。現在、グラナダは、今季、二勝のみで、降格ゾーンの境にいるマジョルカのポジションまで、勝ち点8点差をつけられている。今年の初めに二勝目をカディスの前にあげたが、それ以来、手にした勝ち点は、1点のみだ。

この状況を打破するために、チームは冬の移籍史上で、10人もの新たな選手をロッカールームに送り込んだ。移籍の登録は歴史的なものとなった。キーパー、センターバック各二人、左サイドバック、ピボーテ各一人に左サイドアタッカー二人、右サイド一人、センターフォワード一人が新たにグラナダにやってきた。その目標は、残留にある。しかし、アンダルシアのチームは、スター選手のブライアン・サラゴサを失っている。マラガ出身の選手は、バイエルン・ミュンヘンに移籍し、グラナダの攻撃を彷徨わせる結果となっている。