AC ミラン - FC バルセロナ: アンス弾で二連勝

FCバルセロナのUSツアー、ラストマッチ、ラスベガスで行われたACミランとの対戦は、後半から出場したバルサの10番、アンス・ファティが決めたゴールが、勝利を導く結果となった。バルサは、クラシコについで、ACミランを前に再び、勝利し、良い感触を手に、バルセロナに戻ることになる。

ラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われた今回のプレシーズンツアー最終戦に、チャビ・エルナンデスは、イニャキ・ペニャ、ロナルド・アラウホ、マルコス・アロンソ、クンデ、エリック、オリオル・ロメウ、ペドリ、アブデ、ハフィーニャ、フェルミン、フェラン・トーレスと、前回のクラシコとはがらりと顔ぶれを変えたスタメンで臨んだ。

最初のビッグチャンスは、前半11分にやってきた。クンデが放ったシュートがポストに弾けた。そのクリアボールをフェランが沈めるチャンスもあったが、シュートにはいたらなかった。アブデも前線に切り込み、バルサは前半から攻めの姿勢を明らかにした。一方のミランも攻めるも、前半17分のイニャキ・ペニャの優れたセービーングなどを前に、得点することはできなかった。ハフィーニャが何度もチャンスをクリエイトし、前半終了間際には、フェラン・トーレスのシュートがポストに弾けるも、前半はスコアレスドローで、ハーフタイムを迎えることになった。

アンスの登場、アンスのゴール

後半から、マルコス、ペドリ、フェルミン、アブデ、フェランにかわり、バルデ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、レバンドフスキ、アンス・ファティがピッチに入った。

そして後半11分、待望の先制点がバルサに訪れた。エリア外からのアンス・ファティのシュートが、ミランのゴールを貫いた。バルサは、試合を0-1と僅差リードし、試合を進めた。

チャビは、後半23分に、クンデ、ハフィーニャに変えて、デスト、ラミネを投入、後半35分にオリオル・ロメウに変えて、マルク・カサド 、エリック、アラウホ、バルデ に変えて、ガリード、ファイェ、バジェをピッチに送り、全選手に経験を積ませた。

フェイェとバジェのデビュー

アラウホも得意のヘディングでゴールネットを揺らしたが、残念ながら、オフサイドにより、ゴールは取り消された。また、更にラミネ・ヤマルやアンス・ファティも再び、チャンスを得たが、スコアを変えることはできなかった。

また、後半39分のファイェ、バジェの入場により、二人はトップチームデビューを果たすことになった。試合結果は最後まで動かず、バルサは良い感触を手に、ミランを前に勝利し、USツアーを終えることになった。