アーセナル- FC バルセロナ: 黒星発進

バルサのプレシーズン2023/24の初戦となるアーセナルとの対戦が、ロスアンジェルスのSofiスタジアムで行われた。バルサはレバンドフスキの先制点、ハフィーニャの追加点で、2度に渡り、試合をリードしたものの、トロサールにスコアをひっくり返され、その後、フェランがゴールを決めるも、最終的に5-3でアーセナルに勝利を譲った。

先週の土曜日、サンタクララにて、ユベントスを前に行う予定だった試合は、チームの大多数がウイルス性胃腸炎にかかってしまったために、中止を余儀なくされたが、その後、順調に回復し、ロスアンジェルス、Sofiスタジアムでのアーセナル戦が、バルサにとっての今季のデビュー戦となった。

現地時間16時半から行われる予定の試合は、現地の渋滞に巻き込まれたアーセナル側からの申し出により、予定を30分遅らせて、17時6分のキックオフとなった。バルサは、前日に発表された第三キット、ホワイトのユニフォームに身を包み、ロスアンジェルスで新ユニフォームをお披露目し、ピッチに立った。

初ゴールは、レバンドフスキ

このプレシーズンマッチ第一戦にチャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、デスト、アラウホ、クリステンセン、マルコス、オリオル・ロメウ、ギュンドアン、ペドリ、ハフィーニャ、アブデ、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。

キックオフから、7分後、初ゴールが生まれた。アブデの個人プレーを受けたハフィーニャがシュートも、跳ね返されたそのゴールをレバンドフスキが押し込んで先制点をマーク。今季、初得点をマークした。

その一方で、前半12分には、サカが早速、同点弾をマーク。その10分後には、アーセナルがPKチャンスを手にするも、それを担ったサカのシュートは、ゴールマウスを外れ、得点にならず、ドローの状態が続いた。さらに前半34分には、ハフィーニャがエリア外から、放ったシュートを突き刺して追加点。バルサに僅差リードをもたらすも、42分にカイ・ハフェルツが再び、スコアを同じにし、両者は、ドローのまま、ハーフタイムを迎えることになった。

後半、チャビは、テア・シュテーゲン、デスト、アラウホ、ペドリ、レバンドフスキ、ギュンドアン、クリステンセン、アブデ、マルコス、ロメウ、ハフィーニャに変えて、イニャキ、バルデ、デンベレ、アンス、フェラン、ケシエ、セルジ、フレンキー、クンデ、エリック、フェルミン を投入して、試合をスタートした。

トロサールの反撃

後半11分には、トロサールが追加点をアーセナルに与えた。さらに、後半31分にもトロサールがこの日、2点目をマークし、スコアを4-2へと伸ばした。デンベレがゴールを決めるチャンスを手にしたものの、そのシュートは、ポストに弾けた。
フェランが、後半43分にバルサに1点を返し、スコアを4-3と1点差に縮めたものの、その1分後にヴィエイラが、アーセナルに追加点をマークし、バルサの初戦を勝利で迎える夢を砕いた。試合は、5-3のスコアで終わった。

次戦は、29日に行われるレアル・マドリードとの対戦、クラシコだ。