バルサ - アトレティコ・デ・マドリード: バラ、本、そしてビッグゲーム

4月23日、チャビ・エルナンデスは、リーガで3位のチームをSpotify カンプノウに迎える。この日、カタルーニャは、サン・ジョルディのカラーで祝祭ムードに染められる。

勝利との再会

リーガの終盤にさしかかるこの試合で、バルサは、新たなる成功を求める。リーガ3位のチームを前に、この2試合をスコアレスドローで引き分けているバルサは、再び、勝利との再会そしてゴールを求めて、ホームで挑む。ここ3試合連続で、バルサはそれを祝っていないのだ。

その新しいチャンスは、アトレティコ・デ・マドリードを前にやってくる。常にバルサとの試合では、ハイテンションを生み出すチームだ。昨季の経験を振り返れば、試合は、 4-2と魅惑的なゲームの末、バルサが勝利を手にすることになった。この4得点の中でも、ジョルディ・アルバが決めたゴールが、スタジアム内外のファンを魅了したことは記憶に新しい。 

また、レアル・マドリードがホームでセルタを前に勝利を決めた現在、勝ち点差は8点と縮まっている。この差を再び、広げて、首位を独走するためにも、勝利が必要だ。 

多くのアクティビティ

魅力的なアクティビティがあふれる1日だ。この日、スタジアムには、大きなモザイクが準備されている。 バルサのカントと共に選手入場の際に、“Comparteix el català”（カタルーニャ語をシェアの意味）のメッセージとカタルーニャ州旗のカラーが🏟12人がる。これは、スポーツ界でのカタルーニャ語の普及を目指し、世界中に知ってもらうことを目的として行われるキャンペーンだ。 ハーフタイムには、グループ、 The Tyets が、ピッチから、伝統舞踊サルダーナを若者向けにアレンジしたことで人気が出た "Coti x Coti"が演奏される。北ゴールサイドには、試合前にやはり、グループFiga Flawas　がパフォーマンスを行い、ディスクジョッキーのウリ・モラと共に試合を盛り上げ、 100% カタルーニャミュージックが流される。

カタルーニャへの情熱

さらに、バルサは、セニェラのユニフォームを身につけて、このカタルーニャにとって、特別な祝日に、カタルーニャ文化の重要性を訴える。このユニフォームを占める赤のカラーは、この日、多く、街で見かけるサンジョルディのバラの色でもあり、情熱と結びつけられるカラーだ。

アトレティコ・デ・マドリードは、ワールドカップを終え、リーガが戻ってきてから、バルサと共に最も多くの勝ち点を手にしているチームだ。また、元バルサのアントワーヌ・グリーズマン、メンフィスもいる。このフランス人アタッカーは、現在、アトレティコの攻撃の主役となっており、アトレティコで11得点を決めて、 Spotify カンプノウに帰ってくる。

サンジョルディに行われるバルサ - アトレティコ・デ・マドリード戦は、新たな戦場だ。一本のバラ、一冊の本、そして、大事な一勝が手にできる日となることを願い、バルサは試合に挑む。