バルサ - マドリード: 決勝進出はならず

夢は叶わなかった。バルサは、セビージャでの国王杯決勝でプレーすることはない。 Spotify カンプノウで行われたレアル・マドリードの試合で、第一レグを 0-1で勝ったにもかかわらず、第二レグでベンゼマが決めたハットトリックと、ビニシウスのゴールが、バルサ を決勝から遠ざける結果になった。バルサは、チャンスメイクは行ったものの、効率性に欠け、また、クルトワの堅守の前に、 32回目の国王杯制覇は、叶わなかった。

効率性に欠けたバルサ

この試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲン、バルデ、アラウホ、マルコス、セルジ・ロベルト、クンデ、セルヒオ、ケシエ、ガビ、ハフィーニャ、レバンドフスキのイレブンで臨んだ。

試合が始まるやいなや、ホームチームは、クルトワのゴールを攻めたものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。それどころか、ビニシウスがゴールを決める寸前だったのをアラウホが避けるシーンもあった。

しかし、ハーフタイムを迎える寸前、ビニシウスが先制点をマークし、両者の総スコアは、第一レグで勝利を収めた1-1とタイになった。

レアル・マドリードの逆転

ところが、後半が始まって5分後、ベンゼマが追加点を決め、バルサは、後半早々、決勝進出を求めて、僅差を追う形になった。更に後半15分、エリア内のケシエのプレーにPK判定が下され、それをベンゼマが沈めて、レアル・マドリードが、スコアを0-3に伸ばした。

チャビは、ケシエに変えて、アンス・ファティを投入し、更に後半20分、ハフィーニャとマルコスに変えて、エリック・ガルシアとフェラン・トーレスをピッチに送った。後半30分になっても、スコアは変わらなかった。だが、マドリードのストライカーは、更に追加点をマークし、ハットトリックをマークし、スコアは、0-4になった。

バルサは、チャンスを生かすことができず、効率性に欠けた結果、国王杯のタイトルを逃すことになった。だが、まだ、リーガが残っている。