FCバルセロナ - アトレティコ・デ・マドリード: カンプノウで勝利と再会 (4-2)

FCバルセロナ - アトレティコ・デ・マドリード: カンプノウで勝利と再会 (4-2)

チャビ・エルナンデスの率いるチームは、カラスコに先制されるも、アルバ、アラウホ、ガビ、アウベスのゴールで勝利を手にし8、チャンピオンズリーグのポジションを手にした

リーガ23節、50日ぶりにカンプノウに帰ってきて行われたアトレティコ・デ・マドリードとの対戦は、カラスコがアトレティコに先制点を決めたにもかかわらず、ジョルディ・アルバ、ガビ、アラウホ、アウベスとベテランと若手選手が一団となって決めたゴールで、4-2の勝利を収め、バルサは、チャンピオンズリーグ枠の4位の座を手にすることになった。

勝ち点1点差で、4位の座を狙う直接対決となるビッグマッチ、アトレティコ・デ・マドリードとの対戦に、チャビ・エルナンデスは、テア・シュテーゲンをゴールに、アウベス、アラウホ、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ガビ、アダマ・トラオレ、ぺドリ、フェラン・トレースのイレブンで、試合に臨んだ。冬の市場で新加入したフェラン・トーレス、アダマ・トラオレにとっては、初めてのカンプノウデビューとなった。

早い時間の同点弾

期待とは裏腹に試合の先制点を決めたのは、アトレティコだった。前半8分、カラスコがマドリードのチームに先制点をもたらした。しかし、冬の市場で新補強をした新生バルサのリアクションは、早かった。その2分後、ダニ・アウベスのアシストを受けたジョルディ・アルバが、オブラックのゴールにボレーシュートを突き刺し、同点弾をマーク。試合は振り出しに戻った。

ガビの追加点

もちろん、ドローでおさまる新生バルサではなかった。アダマのプレーと呼応し、前半21分にガビが放ったヘディングシュートが、アトレティコのゴールネットを揺らした。

この日、ダニ・アウベス、ぺドリとの冴えたコンビネーションを見せたアダマ・トラオレが、前半、精彩を放ち、攻撃の鍵の一人となった。

アラウホの3点目

ぺドリを始めとし、更なるチャンスがあったものの、ハーフタイム前に3点目を決めたのは、ロナルド・アラウホだった。アウベスのセンタリングを受けて、この日、バルサのユニフォームを身につけ、593試合目を迎えたピケがシュートも、そのボールはポストに弾けた。フェラン・トーレスが、そのクリアボールに触るもシュートの形にはならなかったが、それを受けたアラウホが、オブラックのゴールにシュートを押し込み、それがバルサの3点目となった。

バルサは、アトレティコに先制されたにもかかわらず、逆転し、スコアを3-1に伸ばして、ハーフタイムを迎えることになった。

後半の主役アウベス、光と影

後半も、バルサにとっては、好調なスタートを切ったように見えた。後半4分、バルサで2度目の選手時代を過ごしている38歳のダニ・アウベスがこの日、4点目をゴールをチームにもたらしたのだ。後半13分には、元バルサのルイス・スアレスが、アトレティコに追加点を与え、1点を返し、スコアは4-2となった。

後半15分、チャビは、アダマに変えて、オーバメヤンをピッチに送った。ピッチに立った途端にオブラックのゴールを攻め、オーバメヤンのスタメン争いへの構えをみせた。後半21分、チャビは、ぺドリをベンチに戻し、ニコがピッチに入った。

しかし、その後、後半25分、アウベスがカラスコに犯したファウルに対し、VAR判定の結果、退場処分が下された。後半に入り、4点目を決めたバルサの8番がレッドカードを受けたために、バルサは、残りの時間を10人でプレーすることになった。

それを受けて、バルサは3回目の交代を行ない、この日、2点目を決めたガビに変えて、セルジーニョ・デストをピッチに入れた。バルサは、残りの時間を10人でプレーするも、集中力を持って試合を制し、殆どアトレティコにチャンスを与えなかった。アディショナルタイムは、6分。両者のスコアは、4-2から変わることはなかった。直接対決の相手となるアトレティコを前に、バルサは、貴重な勝ち点3を手にし、カンプノウで勝利と再会することになった。 RCD エスパニョールとのダービー戦を前に、バルサは、リーガの順位をチャンピオンズリーグ枠まで進めた。

 

Força Barça
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