進出するための組み合わせ

ベンフィカを前にドローに終わった試合により、チャビ・エルナンデスが目的としていた16強を果たすことは叶わなかった。その中でも、幸運なのは、まだ、バルサは自分たち次第で、16強へのアクセスが可能だということだ。その逆にアンラッキーなのは、その試合をバイエルン・ミュンヘンのスタジアムで行わなければならないということだ。

では、最終節に想定される組み合わせには、どんなものがあるのかを見ていこう。

ミュンヘンで勝ったら・・・

ベンフィカより、勝ち点２点差で、ミュンヘンで勝利をえたら、バルサは、ポルトガルのチームが負けることを待たずに進出が決まる。ドイツのチームは、カンプノウで0-3 で勝利をあげており、グループ内トップ通過の座を決めており、最終節に賭けるものはない。

ミュンヘンで引き分けたら・・・

もし、バルサがミュンヘンで引き分けた場合、状況は難しくなる。ベンフィカが引き分けるか、負けるかを期待しなければならない。ベンフィカは、ホームでディナモ・キエフと対戦し、グループ内2位になるためには、勝利が必要となる。両者は、キエフでは0-0で引き分けている。よって、もし、引き分けた場合、ドイツでバルサが引き分ければ、進出が決まることになる。しかし、ベンフィカと勝ち点で並ぶ場合は、得失点差でバルサの敗退が決まる。

ミュンヘンで負けたら・・・

ドイツで負けた場合も、引き分けた場合と同様となる。バルサの進出は、ベンフィカの結果次第となる。ポルトガルのクラブが勝利をあげない場合は、ミュンヘンでの結果にかかわらず、バルサの進出が自動的に決まる。