2010: バルサの選手が鍵となったW杯 (VII)

2010: バルサの選手が鍵となったW杯 (VII)

バルサ的観点からサッカーW杯の歴史を振り返るスペシャルシリーズ最終回、第7弾

ブラジルW杯がスタートする日に、バルサの選手が鍵となったワールドカップスペシャルを終えることになる。この最後のスペシャルが扱うのは、最後に行なわれた2010年、8人のバルサの選手が参戦し、タイトルを獲得したこの大会には、その活躍で主役となった選手がいた。それがアンドレス・イニエスタだ。

- この大会は、現在まで最もバルサから多くの選手が選出された大会だ。全部で14人(バルデス、ピケ、プジョル、セルヒオ、チャビ、イニエスタ、ペドロ、アビダル、メッシ、ビジャ、ダニ・アウベス、アンリ、マルケス、トゥーレ)が6代表(スペイン、フランス、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、コートジボワール)に分かれて、それぞれ、バルサを代表して戦った。 

- バルデス、ピケ、プジョル、セルヒオ、チャビ、イニエスタ、ペドロ、ビジャは、ロマリオ(1994)、リバウド(2002)に続いて、ワールドカップを制覇したバルサ選手のリストに名を連ねることになった。

- ダビッド・ビジャ は、ワールドカップ開始直前にバルサと契約のサインをかわし、大会で5得点を決め、トマス・ミュラー(ドイツ)、ウェスリー・シュナイダー(オランダ)、ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)と並び、ワールドカップ得点王の一人となった。

- バルサの選手4人がワールドカップのベストイレブンに(プジョル、イニエスタ、チャビ、ビジャ)選ばれた。

- この中の4人のうち3人が試合のMVPに選ばれた。ビジャは二回、MVPに選出され(ホンジュラス戦とポルトガル戦)、イニエスタも二回(チリ戦、オランダ戦)、プジョルが1回(ドイツ戦)選ばれた。 

- 大会で優勝したスペインが決めたゴールは、全てバルサの選手から生まれたものだった。その内訳は、ビジャ(5)、イニエスタ (2)、プジョル (1)。

- そのイニエスタがワールドカップ優勝を決めるゴールをマークした。イニエスタが後半に決めたゴールがオランダを倒し、2010年7月11日の決勝での勝利をもたらした。

- プジョルがワールドカップの準決勝で決めたゴールは、バルサのキャプテンがサンティアゴ・ベルナベウで2−6で試合を制した時に決めたゴールのレプリカだった。あの日と同じように、コーナーキックを放ったのはチャビだった。

- バルサの選手7人が、ワールドカップの決勝でスタメン出場した。プジョル、セルヒオ、チャビ、イニエスタ、ペドロ、ビジャだった。セスクは途中出場となった。

Força Barça
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