ヘタフェ戦を前にFCバルセロナがコロナウイルス問題のある中国への支援を表明

ヘタフェ戦を前にFCバルセロナがコロナウイルス問題のある中国への支援を表明

土曜の試合でバルサとマドリードの選手たちが、ペーニャ‘ドラックス・ウニッツ・チネソス・ペル・バルサ’の中国をルーツとする子供たちとともに入場する

土曜16時(日本時間16日0時)からカンプ・ノウで行われるバルサ対ヘタフェのリーガ試合ではFCバルセロナの主導でコロナウイルスの被害に苦しむ中国への支援を表明する場になる。ヘタフェの協力を得て両チームの選手たちが、ペーニャ‘ドラックス・ウニッツ・チネソス・ペル・バルサ’の少年少女とともにピッチへ姿を現す。身に着けるシャツには ‘Stronger Together’ (“団結してより強い存在に”)、また中国語のメッセージ中国加油(“頑張れ中国”)のメッセージが記される。また試合前のピッチには同じく英語と中国語のメッセージ付きの横断幕が設置される。

クラブはその社会貢献と、特に同国で1300人以上が亡くなり6万人が感染しているこのウイルス被害者が出ている中国を支援する意思を世界レベルで発信したいと考えている。その意味で‘Stronger Together’ のスローガンはグローバル化した現在の世界ではコロナウイルスのような伝染病がいつどこでも起こり、誰にでも影響を与える恐れがあることを示したいと考えている。逆境に直面しても全員が団結しなければならないというメッセージを送るべき状況と言える。

さらにこの活動でクラブはコロナウイルスの出現を契機に中国の人々が非難と差別を受け、苦しめられているというメッセージも送りたいと考えている。社会的排除や差別との戦いはバルサ財団の行動方針の一つであり、このような場合の目的は何よりも出身、人種、あるいは民族による差別に対する意識を高めることが必要になる。

中国でのバルサ

FCバルセロナは中国とのスポーツ的、社会的に強い関係を維持している。2013年、香港での常設オフィス設置以降、2019年Kantar社の最新調査によると、バルサは同国でもっとも有名でファンがいるヨーロッパのサッカークラブとなっている。バルサのデジタルプラットフォームでは900万人のサポーターがおり、中国の‘オンライン’界で最高のサッカークラブとなっている。

Además, el club cuenta también con seis Barça Academy distribuidas entre las ciudades de Haikou, Chengdu, Qingdao, Lijiang, Kunming y Fuxian Lake. 

さらにクラブは同国で海口市、成都市、青島市、麗江市、昆明市、 抚仙湖の6都市にバルサアカデミーを抱えている。

クラブ副会長、エミリ・ルソー

「コロナウイルスにより中国で起こっている衛生上の危険を前に、バルサはカンプ・ノウでのサッカーの試合を利用し、中国に対しサポートと連携していく姿勢を示したいと思っています。中国で最も愛されているクラブの一つとして我々は自分たちの責任を感じ、この複雑な状況から誰も疎外感を感じないよう意識づけをしていきたいと考えています」

Força Barça
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