FCバルセロナ−エスパニョール戦プレビュー :高いレベルのダービー

FCバルセロナ−エスパニョール戦プレビュー :高いレベルのダービー

2016年最後のリーガ試合であり首位チームにプレッシャーをかけるため、ルイス・エンリケのチームは9試合負けが無く手堅い守備をみせている同じ街のチームを本拠地で迎え撃つ

今年最後のリーガ試合に向けすべての準備が整った。相手は2016年の初戦でも対戦したチーム。カンプ・ノウは日曜、RCDエスパニョールの訪問を受ける。常に難しい戦いになり、最近12ヶ月で大きく進歩を見せているチームでもある。大きな感情の揺さぶりをもたらす対戦であり、バルサはボルシア・メンヘングラッドバッハ戦(4−0)、オサスナ戦(0−3)と良い状態で同カードを迎える。

国王杯のエルクレス戦は残しているが良い形で年を締めくくるため、ロス・アスルグラナスは地元ファンの前で勝利を飾りクラブワールドカップ参加のため1試合消化が少ない首位レアル・マドリードに勝ち点差3に迫ることを目標にする。

「プレーするのが魅力的な試合」

ルイス・エンリケは簡単な試合運びにならないことを承知している。記者会見でエスパニョールの手堅さについて語り、「両チームとも良い状態でこの試合に臨む」ため「激しい」ダービーになると予想している。監督にとって「相手の守備を崩しできるだけチャンスを与えないこと」がカギになるとみている。さらに「選手たちはこの特別な試合で感情をコントロールすることが大事」だとみている。なぜならダービーというのは「プレーするのが魅力的な試合」で、だからこそ「良いスペクタクルとなるのを期待している」と言う。

成長を続けるエスパニョール

エスパニョールは最近好結果を挙げて来ている。キケ・サンチェス・フローレス監督はアトレティコ・マドリード、バレンシア、ヘタフェに続き4チーム目を率いてカンプ・ノウの試合に挑むことになる。マドリード出身の指揮官はここまで2分け2敗。エスパニョールはここまで勝ち点22。シーズン開幕当初こそ苦しんだが、ロス・ペリキートスは9節無敗、4勝5分けで調子を上げている。また国内リーグ6試合での失点は1と守備陣が安定している。

今節に向けキケ・サンチェス・フローレスは怪我のビクトル・サンチェス、レオ・バチストン、エルナン・ペレスを戦力として計算できない。逆にメレンド、ハビ・ロペス、パブロ・ピアッティが戦線復帰している。

Força Barça
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