ピケ「尊敬の気持ちと対話で僕らは理解し合うことができる」

ピケ「尊敬の気持ちと対話で僕らは理解し合うことができる」

カタルーニャ出身のセンターバックがスペイン代表での合宿でカタルーニャの状況や代表での自身の位置付けについて話した

ジェラルド・ピケが合宿中のスペイン代表での記者会見に登場、カンプ・ノウでの試合のあと代表でも自身の考えを示した。ピケは今後も代表でプレーすると明らかにした。「僕の代表での責任感に疑問を投げかけるのは不可能。もう何年もここでやっていて1つの家族だと考えている。僕がここにいる大きな理由の1つがそれ。僕の責任感に対し不信感を持つ人がいるとすれば心が痛む」と発言。さらにこれまでと同様「ピッチで代表チームを最大限手助けする」と誓った。

月曜日の代表練習で激しい抗議があったのを受けて「僕に対して抗議の口笛を吹く人たちがいるのは理解しているけど、その状況を変えて行きたい」と語っている。続けて「この問題を解決したい。監督、選手たちは僕にここにいて欲しいと言ってくれ、出来る限りのことをしたい」と話した。

ピケはカタルーニャの状況、特に10月1日にあったことについても発言している。「相手を思いやる気持ちと対話で僕らみんなが理解し合うことができる。スペインの中でもカタルーニャの人たちが投票することに賛成している人たちはたくさんいると確信している。僕が賛成しているのは人々が賛成だろうと反対だろうと白紙だろうと投票すること。スペインには深刻な問題があり、対話をするか、そうでなければ問題はさらに深刻になる。もう何年もこういった状況に抗議している人たちがたくさんいる。対話であらゆるものを達成できる」「それぞれに自分の意見があり、僕はほかの人たちに敬意を持っていて、僕がお願いしたいのは互いに尊敬するということ」と締めくくった。

さらにアスルグラナスの3番は国内に現在ある問題についても言及している。「対話が人と人を結びつける。世の中はすべてが過激化している。カタルーニャとスペインで起きていることは、まるで現実にそぐわない形で扱われていると感じる18歳の息子が家を出て行こうとするようなもの。 親子で話をするか、息子が出て行くかということ」と自身の見解を示した。

Força Barça
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