マッチプレビュー:ビジャレアルCF vs FC バルセロナ

マッチプレビュー:ビジャレアルCF vs FC バルセロナ

エルネスト・バルベルデの率いるチームは、バレンシア、セルタとドロー続きのリーガで再び、勝利を目指してビジャレアルとの対戦に臨む。

FCバルセロナ は、12月に入っても、ハードスケジュールが続いている。再び、アウェーでの舞台となる今回の対戦相手は、ヨーロッパを狙うビジャレアルCFであり、もう、10年間、バルサはビジャレアルを前に負け知らずだ。とはいえ、リーガで首位のバルサは、専一、セルタ・デ・ビゴを前にホームで2-2と引き分け、勝ち点2点を落としたばかりだ。もっとも、首位にもっとも近い2位のバレンシアとは、勝ち点5点差をキープしている。

チームニュース

いうまでもなく、先日、センターバックのサミュエル・ユムティティがセルタ戦で負傷したことが、最近のニュースだが、その試合で代理を勤めたトマス・フェルメーレンがチャンピオンズリーグのスポルティング・クラブ・ポルトガルを前にした試合でも、プレーしている。

バルサ同様、欧州大会に参加しているビジャレアルは、週中にやはり、試合をこなしてきている状況だが、一部のスタメンはこの試合で復帰する様子を見せている。アンドレス・フェルナンデス、デニス・デリスシェフ、ニコラ・サンソネの負傷欠場が決まっている。

また、ハビ・カジェハは、最終的にカルロス・バッカ、ルベン・セメド、サム・カスティジェホ、ブルーノ・ソリアーノを数に入れられるかどうかをぎりぎりまで待つことになる。

現況

カンプノウでセルタ・デ・ビゴを負かすことができなかったが、それでも、バルサは未だに今季、リーガで無敗だ。先日のバレンシア戦でもドローを喫し、バルサは、今季、初めて二試合連続で引き分ける結果となった。だが、週中に行われた国王杯では、レアル・ムルシアを前に 5-0で勝利をあげ、再び、勝利の波に乗り、また、チャンピオンズリーグではポルトガルのスポルティング・クラブを前に、やはり、2-0で勝利を収めている。 

一方、ビジャレアルは、最近のリーグ戦5試合において、1勝しかあげていない。また、アスレティック・クラブ、セビージャ、レガネスと3試合連続で、勝てずにいる。ヨーロッパリーグでも、テルアビブを前に先週の木曜日にホームで 0-1と負けたばかりだ。

両者の歴史

セラミカスタジアム(以前は、エル・マドリガルと呼んでいたが、昨季、バルサがカステジョンを訪れた試合から、名称を変更している)では、両者の間で記憶に残る試合が、ここ数年、行われている。最近10年間、ビジャレアルは、FC バルセロナを前にした時は、ホームで勝てずにいる。2007年11月20日、それがイエローサブマリンのファンがバルサを下したのを見た最後の試合だ。 

リーガの試合においては、バルサは、ビジャレアルを前にした試合で、2008年から16試合、無敗記録を誇っている。

一方、最近の二試合はドローに終わっており、それもリオネル・メッシのゴールで、試合終了寸前に同点で引き分けるなど、タフな試合を強いられている。

もっとも最近の両者の試合は、カンプノウで3月に行われた試合であり、その際の対戦は、ネイマール、メッシ(2)、ルイス・スアレスのゴールで、試合は 4-1とホームチームが勝利を収めている。

監督視点

前日記者会見で、対戦相手のビジャレアルについて、エルネスト・バルベルデ監督は、「ポゼッションコントロールを握り、試合を支配するのが好きなチーム」だと表現し、「だが、私たちも同じことに挑戦する。どっちがこの試合に勝つかがわかるだろう」と挑戦する姿勢をみせた。

一方、9月の後半にフラン・エスクリバの後を引き継ぐことになったビジャレアルのハビ・カジェハ監督は、ビジャレアルは、「ロングポゼッションを求めなければならないが、同時に自己防衛をする必要がある。バルサは、とても良いディフェンスを持っており、彼らがボールを手にする時は、常に危険を生み出す時だ。何もないところから、ゴールチャンスを作り出す」と警戒する様子を見せた。

Força Barça
Força Barça

関連 関連コンテンツ

記事を閉じる

関連 関連コンテンツ