FC バルセロナ -アトレティコ・デ・マドリード: 巨人同士の戦い
リーガの中で、最も要求度が高く、かつ、魅力的な試合の一つが火曜日に Spotify カンプノウ（21時）で行われる。FCバルセロナは、来月1月に行われるスペインスーパー杯に先立ち、リーガ19節に相当する試合をアトレティコ・デ・マドリードを前に行う。両者ともタイトルを目指し、また、今季、この大会で重要な時期を迎え、このビッグマッチが行われる。
良い流れに乗って首位
バルサは勝ち点34点を手に、週末にモンティビリでジローナを前に引き分けた２位のレアルマドリードに勝ち点1点差をつけて、リーガの首位としてこの試合を迎える。バルサはリーガで4連勝中であり、ホームでの連続３試合目にこの感触を再確認しながら、試合に臨む。
ハンジ･フリック:の率いるチームは、国内大会で堅実な成績をあげており、勝ち点を逃せない、気が抜けない状況の上位争いの中で、リズムをキープしようとしている。一方、アトレティコ・デ・マドリードは、勝ち点31を手に４位についている。
絶好調のアトレティコ
アトレティコ・デ・マドリードは、今季、最高の状態でやってくる。リーガでは6連勝中だ。通常通り、マドリードのチームは、その堅守を示しており、今季、失点が11点のみと最も失点率が低いチームでもある。
オブラクが時以来ツア旅、守備の主軸となっており、ディフェンスラインは、最近、負傷したル・ノルマンディの欠場をうまくカバーしている。また、マルコス・ジョレンテもぎりぎりまで出場は微妙な状態だ。
その一方で、アトレティコ・デ・マドリードは攻撃も強さを見せている。フリアン・アルバレス（7）、グリーズマンとソルロー（各4ゴール）がチームの攻撃を支えている選手だ。それに才能あるニコ・ゴンサレス、バエナ、ジュリアーノ・シメオネ、バリオスが合わさり、向かってくる。
二つの現実を説明する二つのデータ
マドリードのシーズンのスタートは歴史的なものだ。リーガでの14試合で、対戦相手が先制点を決めたことはないのだ。対戦相手のリードを追う形になったのは、この大会全体でやった18分間だけだ。
とはいえ、バルサとの対戦に関しては別のデータがある。バルサは最初負けていながら、どこよりも勝ち点(12)を手にしテイルチームなのだ。つまり、その気持ちの強さ、レジリエンス、リアクションするキャパシティを示しているのだ。
フリック「私たちは自身の最高のレベルを証明しなければならない」
バルサはこの試合をテア・シュテーゲン、ガビ、フェルミン、そしてまだプレーの準備が整っていないロナルド・アラウホが欠場する状態で迎える。ハンジ･フリックは、その旨を前日記者会見で述べた後、「私たちはヨーロッパ最高峰のチームの一つ、高いクオリティを持つ素晴らしいチームと対戦するとわかっている」と試合に向けて話した。
また、バルサの監督は、「難しい試合になるだおる。私たちは首位だし、それに満足しているが、今のところ、最高のレベルにはまだいない。よりよいサッカーを行えるように取り組んでいかなければならない」とコメントした。
リーグ首位を懸け、一大イベントさながらの熱戦が予想される中、Spotifyカンプ・ノウでは、タイトルを争う2チームによるハイテンションな激突が繰り広げられることに疑いの余地はない。勢いと自信をもって12月を迎えるために、バルサはホームでの勝ち点3を目指す。