レオ・メッシがFCバルセロナからデビューして22年
2003年11月16日 はFCバルセロナの歴史に刻まれる日となった。なぜなら、その瞬間、この有名なユニフォームをまとい、おそらく世界中でどのサッカー選手よりも偉大な一人となった選手が、生まれて初めてトップチームで出場した日だからだ。レオ・メッシは、ポルトガルのエスタディオ・ド・ドラゴンで行われたポルトとの親善試合でたった16歳で途中から出場した。
フランク・ライハールト監督が、フェルナンド・ナバロと交代させて71分に彼をピッチに送った。ラ・マシア出身の選手への期待は当時からあったが、誰一人、ここまでのスーパースターが生まれる瞬間だとは思っていなかっただろう。
それから22年後、彼は記録的な数-驚異的な8回-のバロンドールを獲得し、バルサを史上最も栄光に満ちた時代へと導き、さらにアルゼンチン代表選手としてワールドカップ優勝も制覇した。
バルサでのデータ
メッシは17シーズンにわたりバルセロナのユニフォームを身につけ、出場試合数は778、クラブ史上記録を樹立し、1試合あたり0.86という驚異的な672ゴールを記録。
2008/09年、彼はバルサで三冠を制覇したチームのスター選手だった。また、その年に主要の６冠を制覇する過去にない記録を樹立した。それだけではなく、メッシはその後も前進し続け、歴代記録を次々と塗り替えていった。サッカー界は彼のような選手を2度と見ることはないかもしれない。
メッシがバルサで獲得したタイトルには、リーガ10、チャンピオンズリーグ4、クラブワールドカップ3回を筆頭とし、ヨーロッパの最多得点王であるゴールデンシュー賞を6回も受賞しており、これもまた史上最多記録だ。
悲しくも、メッシとバルサのラブストーリーは、2021年の夏に終わりを迎えた。その後、メッシは、フランスのPSGで2年間過ごし、現在はアメリカ合衆国のインテル・マイアミでプレーしているが、バルサの「10番」はその伝説的なキャリアの後、バルセロニズムの永遠の神話と化したのだ。
