2025年1月26日、ハンジ・フリックのバルサはたった32試合で100ゴール目に達した。それから265日後、同じ年の10月18日に、ジローナとの対戦で勝利をあげたリュイス・カンパニスオリンピックスタジアム (2-1)で、その数字を倍にし、公式戦での200ゴール超えを達成したのだった。

71試合で201ゴール 

目がまわるようなこのリズムでの達成は、クラブの偉大な時代のみに比較が可能だ。71試合で201ゴールを引き出したフリックは、バルサ史上、この数字に達したスピードで3番目の監督となった。彼を超えるのは、エレニオ・エレラ（61試合）とフアン・ホセ・ノゲス（67試合）の二人のみだ。グアルディオラ (81)やルイス・エンリケ  (73)、またはクライフ  (100)ですら、このランキングでハンジ・フリックの後に続くことになる。 

この対比も示唆に富むものだ。フリック監督がたったの32試合で100ゴールに到達した一方で、フリックは200ゴールの壁を破るのに、39試合しか必要としていなく非常に高い攻撃の平均を維持しているのだ。全体では、当然のことながらラ・リーガで最も得点しており、その内訳は126ゴール（2024/25シーズンは102ゴール、2025/26シーズンの今季は24ゴール）をとなっている。チャンピオンズリーグでは46ゴール、国王杯では22ゴール、スーパーカップでは7ゴールをもたらしている。

最も痛めつけたライバル

通り過ぎるあらゆる場所にその足跡を残していくバルサだが、対戦相手によっては、何度も痛い目にあわされている。例えば、バレンシアは最も多くフリックのバルサのゴールフェスティバルに苦しまされている。たったの４試合で20得点を決められているのだ。次に続くのは4試合で16ゴールを決められているレアル・マドリードだ。そして、各10ゴールを決められているジローナ、セビージャ、アトレティコ・デ・マドリードと続く。また、9ゴールを決められているマジョルカ、バジャドリード、ベンフィカも目をひく。

主役、レバンドフスキ

バルサが攻撃で羽ばたく時、その目の雨のエリアには、常にロベルト・レバンドフスキがいる。彼はフリックバルサで46ゴールを決めているビッグなリーダーだ。続いてハフィーニャ(37)、フェラン・トーレス  (24)が次点に続く。たった17歳のラミン・ヤマルもすでに20ゴールを決めている。20人もの異なる選手ーそして7回ものオウンゴールを含めてーがバルサのこの数字に貢献している。 

オリンピックスタジアム、ゴール量産

.当然ながら、モンジュイックは、ゴールを決める偉大な舞台となった。100ゴール達成への道のりがそうであったように、オリンピック・リュイス・コンパンニスはバルサの攻撃の主役としての地位を確立し、得点の半分以上がモンジュイックで生まれている。

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