FCバルセロナとコンゴ民主共和国（DRC）政府は、サッカーとスポーツ文化、そして平和の促進を目的とした4年間の戦略的パートナーシップを発表する。この合意は、コンゴ民主主義共和国におけるマルチスポーツの発展を促進するという共通のコミットメントを意味しており、その協力の一環として、クラブは、バルサモデルとスタイルの柱となっている価値観のエコシステムを伝えることにより、国の若きアスリートへのトレーニングを充実させるために貢献する。

バルサアカデミーシステムを通してFCバルセロナは、スポーツアクティビティプログラムーキャンプやクリニックを含むーを創設、展開し、その目的は、地域の子どもたちに、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、フットサル、ローラーホッケーなどの競技を通して、体系的かつ包括的な育成が与えられることにある。加えて、バルサ・イノベーション・ハブ（BIHUB）において、コーチトレーニングキャリアを展開しながら、大人向けの特別プログラムを開発し、高度な技術トレーニング、年齢別スポーツ構造化、スポーツ科学のインテグレーション、スポーツイベントとクリニックのジョイント企画等を、バルサ・メソッドのもと、行なうことで、才能の育成と、専門的な知識の拡充を目指す。

FCバルセロナとコンゴ民主主義共和国間の合意の一部として、クラブの全プロチームは、2028/29年まで、ここから4シーズンの間、バックに「R.D. Congo - Coeur d'Afrique」(コンゴ民主共和国政府―アフリカの心臓)の文字が入ったトレーニングウェアを身につけ、「スポーツと文化のオフィシャルエンパワーメントパートナー」の名前でグローバルパートナーとなる。

この合意は、将来のエスパイ・バルサにも反映されることになる。新Spotifyカンプ・ノウ施設内には「DRC (コンゴ民主共和国)ハウス」が開設される予定だ。「DRハウス」は、スタジアムへの来場者を迎え、コンゴ民主共和国の文化的多様性とスポーツの伝統を紹介するインマーシヴ展示で、中央アフリカの国との絆を深めることを目指している。世界中の何百万人もの来場者とFCバルセロナファンを魅了するこの施設は、インタラクティブな展示を通して、コンゴ民主共和国の文化とスポーツの伝統の豊かさと多様性を強調し、中央アフリカの国との絆を深めることを目指している。

Força Barça