勝利への道を掴んだ今、それを継続する時だ。FCバルセロナは、4連勝の末、再び、リーガ首位に返り咲いた後、カナリア諸島への遠征を行なった。最初に脳裏に浮かぶのは、現在、降格ゾーンから遠のくために戦っているそのラス・パルマスを前にホームで黒星を喫した苦い思い出だ。二つの異なる現実を手に、バルサは勝利への道を目指す。

首位、連勝

ハンジ・フリックの率いるチームは、順位表の首位に返り咲く幸運を手に、カナリア諸島の首都にやってきた。ラヨ・バジェカーノを前にオリンピックスタジアムで勝利をあげ、それにレアル・マドリードとアトレティコ・デ・マドリードが引き分ける状況が重なり、バルサがリーガで陥ったスランプを後にし、ここまで辿り着いた。1月26日にバレンシアを前にゴールフェスティバルで勝利をあげてから、バルサは勝利につぐ勝利を重ねている。既に4勝をあげており、2月のリーガの最優秀選手としてペドリとラミン・ヤマルが選ばれ、レバンドフスキが得点王モードに入っていることからも、バルサの好調ぶりは明らかだ。

警告を受けているバルサ

当然ながら、グラン・カナリアスタジアムでバルサはその好調ぶりを続けて発揮していくつもりではあるものの、油断は禁物だ。なぜなら、前期にラス・パルマスは、バルサのホームで1-2のスコアを手にし、クラブの125周年記念に水を差した前例があるからだ。決して気を抜いてはならない。それも、ラスパルマスは降格を免れる瀬戸際の戦いをしている最中なのだ。バレンシアと引き分け、現在、17位と危険なポジションにあり、19位のアラベスより勝ち点1点で上回っているに過ぎない。カナリアのチームにとってデリケートな状況であり、最近、6試合は、5敗1分とネガティブな結果が続いている。 

カナリア諸島で勝ち点3を手にするためには、バルサは最大限の集中力で臨む必要がある。FCバルセロナにとって、ポジティブなテリトリーでもある。最近、8試合、ここで行われた試合でバルサは勝ち点を上げ続けている。とはいえ、最後に訪れた際は、苦しまされた末に試合が終わるぎりぎりにギュンドアンのゴールで1-2の僅差で勝っている。バルサが最後にラスパルマスで負けたのは、 1986年のことだ。

 

ラス・パルマス側は、こういった記録を破り、ディエゴ・マルティネスが率いる選手は、前期と同じことを繰り返そうと望んでいる。カナリア諸島のチームの攻撃の主力は、サンドロ・ラミレスファビオ・シルバだ。元バルサの選手とポルトガル人アタッカーは、それぞれ、7得点を決めているが、それぞれ、異和感のためにサンドロが1試合、ファビオが2試合を欠場した後にこの試合を迎えることになる。サンドロ以外にも、元バルサの選手として、旧知のシレッセン、ミカ・マルモル、マルク・カルドナがラス・パルマスにいる。

ス・パルマスーFCバルセロナ戦のカウントダウンが始まった。リーガが終わるまで残された14回の決勝のうちの最初の一戦だ。毎回の勝ち点がタイトル制覇に向けての決定的な勝ち点となる。今週の土曜日、カナリア諸島で再び、新たな一章が幕を明ける。ひたすら、勝利を目指すのみだ。

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