ラミネ・ヤマル、リーガ史上最年少ゴールをマーク

一つの歴史が生まれた。ラミネ・ヤマルは、この日曜日、リーガ史上最年少でゴールを決めた選手となった。バルサの27番は、グラナダとの試合で16歳87日でゴールを決め、16歳98日でゴールを決めたファブリセ・オリンガ（マラガ）の何十年と破られないだろうと思われた記録を11日の差をつけて、記録を超えたのだった。グラナダ戦は、この歴史的な記録を樹立する最後のチャンスだったが、その機会をラミネ・ヤマルは逃さなかったのだ。.

アンス・ファティ超え

また、このラミネ・ヤマルのゴールは、アンス・ファティのリーガにおけるバルサ史上最年少ゴールをマークしたその記録をも超えることになった。現在、ブライトンにレンタル移籍しているアンス・ファティは、2019年8月31日におアンプローなで16歳304日でゴールを決めたのだった。ボジャン・クリキッチやガビがリーガでゴールデビューを果たした時は、既に17歳を迎えていた。

バルサの最高記録は 1921年

リーガにかかわらず、公式戦でバルサのゴールを最年少で決めたのは、アルマンド・マルティネス・サギであり、１世紀以上前に14歳10ヶ月7日でマークしている。それが起きたのは 1921年3月6日のカタルーニャトーナメント、バルサ -アベンス戦 (3-1)であり、この試合で2得点をマークしたのだった。パウリーノ・アルカンタラは、やはり、このカタルーニャトーナメントで15歳４ヶ月18日でゴールを決めているが、それは  1912年まで遡ることになる。

ラミネ・ヤマル: チャンピオンズリーグでも記録

リーガ史上最年少ゴールを決めたラミネ・ヤマルが、アンス・ファティから奪った記録は、それだけでない。先月の9月19日、チャンピオンズリーグのグループステージ第1節でバルサ・ロイヤル・アントワープ (5-0)戦に出場したバルサの'27' 番は、16歳68日で出場し、アンス・ファティが持っていた記録（16歳321日）を超えて、欧州大会におけるバルサの最年少デビュー選手となったのだ。彼の記録を超えるのは、唯一、ヨウオウファ・モウココのみだ。

数日前にポルトでも、ラミネ・ヤマルは、16歳83日でバルサ史上最年少スタメン選手としての記録を手にしたばかりだった。当分、ラミネ・ヤマルからは、目が離せそうもない。