FCバルセロナ–バレンシア:カンプ・ノウで続くゴールの合唱(5-2)

FCバルセロナ–バレンシア:カンプ・ノウで続くゴールの合唱(5-2)

エルネスト・バルベルデ監督のチームが相手を圧倒、アンス・ファティとデ・ヨングがホームで初得点をマーク

リーガ再開でこれ以上ないゲームー。FCバルセロナはリーガ4節でアンス・ファティ、フレンキー・デ・ヨング、ピケ、そしてルイス・スアレスのドブレテでバレンシアを下した。バルサは素晴らしい前半を展開。主役となったのはアンス・ファティとデ・ヨングで、それぞれが1得点1アシストを記録した。後半になってもバルサの好プレーは続き、ピケ、怪我復帰のルイス・スアレスが2点を決めた。試合前にはルイス・エンリケ元監督の娘、チャナさんと元所属選手のジョアキム・ボラスさんの冥福を祈る1分間の黙祷が行われた。

アンス・ファティとデ・ヨング、先制パンチのコンビ

 試合はこれ以上ない形でスタートする。アスルグラナ選手たちはキックオフから非常に激しく試合を始め、得点チャンスを作った。アンス・ファティが最初のチャンスを無駄にせず先制ゴール。フレンキー・デ・ヨングからのラストパスをゴールネットに突き刺した。ユースAチーム所属の選手にとって2点目で、カンプ・ノウでは初となる得点。またスタジアムでは最年少でのゴールとなった。

1−0となったがロス・アスルグラナスはペースを落とすことなくゲームを進める。そして5分後にもう一人の選手が初ゴールを奪う。フレンキー・デ・ヨングがアンス・ファティーのチャンスメークから2点目を決めた。バレンシアがボール奪取からカウンターを狙っていた時のことだった。

バルサが良い流れで試合を進めていた時に相手が反撃に転じる。バレンシアはガメイロのゴールで点差を縮める。ゴール前に飛び込んだ場面で一度はオフサイド判定されたが、VARにより得点が認められた。こうして2−1でハーフタイムを迎えたが、両チームが掴んだ好機の数で言えばもっと点差が開いてもおかしくはなかった。

ルイス・スアレスがこれ以上ないピッチ復帰

後半開始から試合はすぐに動く。51分、ゴール正面からグリーズマンが放ったシュートをシレッセンが弾いたところ、ピケが押し込み3−1に。バルサは勝利を確かなものにするため、さらなる得点を狙う。これを生み出したルイス・スアレスにとっては、怪我で何週間も離脱した後の特別なゴールになった。そのあと、セメドが攻撃参加しシュートするも、わずかにゴールの枠を捉えなかった。 

バルサは試合をコントロールし、ルイス・スアレス再び得点して5−1に。バレンシアはロスタイムに入ってマクシ・ゴメスが1点を返した。この夜カンプ・ノウで繰り広げられたのは得点デビューと特別な意味合いのある復帰劇だった。

 

Força Barça
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